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日本の山車 日本の山車
 お知らせ
標題の写真説明
2014-07-01
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  表題の写真説明
 ボックスのタイトル : 近畿
 題名 : ◆兵庫県

日本の山車 兵庫県

総論
●28101 神戸市東灘区
◆01917 東灘
兵庫県神戸市東灘区岡本 

◆02063 春日神社秋季例祭
兵庫県神戸市東灘区西青木

◆02104 神戸市東灘区中野
兵庫県神戸市東灘区中野

◆02137 弓弦羽神社
兵庫県神戸市東灘区御影

◆03680 稲荷神社ほか
兵庫県神戸市東灘区

◆06132 保久良神社祭
兵庫県神戸市東灘区

◆06133 大日女尊神社祭
兵庫県神戸市東灘区

◆06134 素盞鳴神社祭
兵庫県神戸市東灘区

◆06135 春日神社祭
兵庫県神戸市東灘区

◆06136 横屋八幡神社祭
兵庫県神戸市東灘区

◆06137 弓弦羽神社祭
兵庫県神戸市東灘区

◆06138 魚崎神社祭
兵庫県神戸市東灘区

●28102 神戸市灘区
◆06308 六甲八幡神社祭
兵庫県神戸市灘区

◆06314 住吉神社祭
兵庫県神戸市灘区

◆06315 敏馬神社祭
□社名 敏馬神社(みぬめじんじゃ)
□所在地 兵庫県神戸市灘区岩屋中町
境内社
 水神社
□祭神
スサノオノミコト 素盞嗚尊
アマテラスオオミカミ 天照皇大神
クマノニイマスカミ 熊野坐神
□汎論
敏馬神社(みぬめじんじゃ)は延喜式内社で、
神功皇后が新羅に出発するまえ、神前まつばらで神集いをしたところ、能勢の美奴売山(大阪府豊能郡にある三草山だとする)の神が、わが山にある杉で船を造り新羅へ行かれるなら幸いするところがあるだろうと述べた。その通り舟を造って三韓征伐に赴いたところ、めでたく首尾を得ることができた。帰途、瀬戸内を船を進めたが、この地で船が動かなくなり不審に思って神占いすると、これは神意だと出たので美奴売の神をこの地に祀り船も献上したという。 これが敏馬神社を祀ることになった縁起だといい、ときに神功皇后摂政元年(二〇一)のことだというる。
祭神はミヌメノカミ(美奴売神、敏馬神)であったとされるが、弥都波能売神と同神とみられ、現在では境内社の水神社には弥都波能売神を祀る。弥都波能売神はミズハ(罔象)のことで、水を司る女神で、各地に農耕神としても祀られる。水分神社(みくまりじんじゃ)の祭神は罔象神であることが多い。新潟県では水波と書かれている例がある。
山車の曳かれる祭は境内社の水神社の祭だという。
万葉集、大伴旅人の敏馬の崎を過ぎる日に作る歌
  妹と来し敏馬の崎を帰るさに独し見れば涙ぐましも
  行くさには二人吾が見しこの崎を一人過ぐれば心悲しも
が知られる。

◆06316 若宮八幡神社祭
兵庫県神戸市灘区

◆06428 河内国魂神社祭
兵庫県神戸市灘区

◆06430 厳島神社祭
兵庫県神戸市灘区

◆06431 春日神社祭
兵庫県神戸市灘区

◆06432 徳井神社祭
兵庫県神戸市灘区

◆06433 丹生神社祭
兵庫県神戸市灘区

◆06434 王子神社祭
兵庫県神戸市灘区

●28105 神戸市兵庫区 

●28106 神戸市長田区 

●28107 神戸市須磨区
◆33141 車の翁舞
兵庫県神戸市須磨区

●28108 神戸市垂水区宮本町
◆02187 海神社
兵庫県神戸市垂水区宮本町

●28109 神戸市北区
◆02185 淡河八幡宮
兵庫県神戸市北区淡河町勝雄

●28111 神戸市西区
◆02186 伊川谷惣社
兵庫県神戸市西区伊川谷上脇

◆02188 神出神社
兵庫県神戸市西区神出町東

◆02189 住吉神社
兵庫県神戸市西区押部谷町細田

◆02190 春日神社
兵庫県神戸市西区平野町宮前

◆02191 平野八幡神社
兵庫県神戸市西区平野町慶明

◆02192 岩岡神社
兵庫県神戸市西区岩岡町岩岡

◆02193 若宮神社
兵庫県神戸市西区玉津町水谷

◆02194 神本神社祭 
□社名 神本神社
□所在地 兵庫県神戸市西区枝吉四丁目
□祭は十月上旬。
蒲団太鼓が担がれる。
□山車(蒲団太鼓)
・吉田
彫刻、桝組みがない。太鼓臺を屋臺とよぶことがある。蒲団臺から直接四本柱がたつ形式。赤い蒲団を三段に積み上げる。明石浦から譲り受けたとの伝承がある。
一時休止していたが近年再開されるようになった。
□汎論
神本神社は、明石城の初代藩主だった小笠原忠政により神社社地の寄進を受け枝吉(しきつ)に元和七年(一六二一)に創祀された。一月には湯立神事が行われる。
蒲団太鼓は淡路島各地で見られる赤一色の蒲団を数段積み上げたものである。
天正十三年(一五八五)にキリシタン大名で知られる高山右近がこの地に封じられていた。右近は千利休の利休七哲の一人でもある。

◆02195 諏訪神社
兵庫県神戸市西区櫨谷町長谷

◆02196 赤羽神社
兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和

◆05305 若宮神社
兵庫県神戸市西区

◆05306 いざなぎ神社
兵庫県神戸市西区

◆05307 稲爪神社
兵庫県神戸市西区

◆05308 林神社
兵庫県神戸市西区

◆05309 三社神社
兵庫県神戸市西区

◆05310 鳥羽八幡神社
兵庫県神戸市西区

◆05311 青竜神社
兵庫県神戸市西区

◆05312 八幡神社
兵庫県神戸市西区

◆05313 住吉神社
兵庫県神戸市西区

◆05314 住吉神社
兵庫県神戸市西区

◆05315 八木住吉神社
兵庫県神戸市西区

◆05316 宗賢神社
兵庫県神戸市西区

◆05317 宗賢神社
兵庫県神戸市西区

◆05318 八幡神社
兵庫県神戸市西区

◆05319 住吉神社
兵庫県神戸市西区

◆05320 清水神社
兵庫県神戸市西区

◆05321 金ヶ崎神社
兵庫県神戸市西区

◆05322 住吉神社
兵庫県神戸市西区

◆5323 御厨神社
兵庫県神戸市西区

●28201 姫路市
◆00126 山田
兵庫県姫路市山田?

◆00655 射楯兵主神社神事
□社名 射楯兵主神社
□所在地 兵庫県姫路市
□祭神
イタテオオカミ 射楯大神
ヒョウズオオカミ 兵主大神
□祭
□山車
三山神事
一山神事
□汎論
 射楯兵主神社は延喜式神名帳に記載される古社。播磨の惣社(総社)である。主祭神はイタテオオカミ(射楯大神・五十猛尊)とヒョウズオオカミ(兵主大神・伊和大神、大国主命)。六〇年に一度の一山神事、二〇年に一度の三山神事が行われる。創祀は八世紀以前に、飾磨郡因達里(いたてのさと)因達神山に伊太代神(射楯神)。天平宝字八年(六四)、飾磨郡伊和里水尾山(姫路市山野井町)に兵主神を祭祀。もとは別々に山上に祀られていた。延喜式神名帳には、小社射楯兵主神社とあり、延長五年(九二七)には、射楯神・兵主神が合祀されていたようである。
 延暦六年(七八七)、兵主神を飾磨郡国衙小野江の梛本(現姫路市本町)に遷座。天正九年(一五八一)、羽柴秀吉による姫路城築城の際、現地に遷座された。現在は名城・姫路城の中曲輪内に鎮座する。
 宍粟市一宮町にある播磨国一宮伊和神社の伊和大神は、伊和氏が祖先を祀った神社であるが、イワオオカミ(伊和大神)は大己貴神(大国主命)と同一と考えられ、おなじように射楯神はイタケルノミコト(五十猛尊)と同じとされ、古代出雲氏を祖神として祀る神社である。
 一山神事、三山神事は、もと不定期に齋行されていた天神地祗祭で、神が山に降臨する影向(ようごう)を祭に再現したもの。旧暦六月十一日丁卯日に行われることから丁卯祭と呼ばれた。現在では六〇年に一度丁卯年に齋行される。
 古来、神は天から影向(降臨)するとき山の磐や樹木などを依代とすると考えられていた。一山神事はその様子を模したもので、高さ約十八メートル、直径約一〇メートルほどの山を作って五色の布を巻く五色山(置山)を造り、上部に神の降る「山上殿」が設らえられる。神門の上に設けた門上殿へ射楯神と兵主神を移し、神門前の置山に天神地祗を招く。三山神事は、一山神事と同じように二〇年に一度齊行される。五色山のほか、東に二色山、西側に小袖(こそで)を飾った小袖山と三基の山が並んでたてられる。
 一山神事、三山神事、いずれも山車の祖形と考えられる。

◆00486 姫路灘祭
兵庫県姫路市灘

◆00835 白浜村三ッ山神事
兵庫県姫路市(旧、白浜村)

◆00841 旧神岡村
兵庫県姫路市神岡

◆00939 正八幡神社秋祭
兵庫県姫路市

◆31354 播州歌舞伎
兵庫県姫路市

◆05324 浜の宮天満宮
兵庫県姫路市

◆05325 恵美酒宮天満神社
兵庫県姫路市

◆05327 松原八幡神社祭
兵庫県姫路市

◆05328 白山神社祭
兵庫県姫路市

◆05329 北原八幡神社祭
兵庫県姫路市

◆05335 新羅神社祭
兵庫県姫路市

◆05339 白国神社祭
兵庫県姫路市

◆05347 庄田天満神社祭
兵庫県姫路市

◆5348 大歳神社祭
兵庫県姫路市

◆05351 津田天満神社祭
兵庫県姫路市

◆05352 英賀八幡神社祭
兵庫県姫路市

◆05354 広畑天満宮
兵庫県姫路市

◆05358 菅原神社祭
兵庫県姫路市

◆05359 生矢神社祭
兵庫県姫路市

◆05360 荒川神社祭
兵庫県姫路市

◆05361 蒲田神社祭
兵庫県姫路市

●28202 尼崎市
◆00135 尼崎貴布禰祭
□社名 貴布禰神社
□所在地 兵庫県尼崎市市西本町
□祭神
タカオカミ 高□神(□は「おかみ」文字なし。雨かんむりの下にに龍)
配祀
 カモワケイカヅチノカミ 加茂別雷神
 カモミオヤノカミ 加茂御祖神
□汎論
 京都市左京区鞍馬貴船町に鎮座する貴船神社から勧請されたと伝える。京都の貴船神社は延喜式神名帳に「貴布禰神社」と記載され、尼崎の貴布禰神社は古式を忠実に伝えているといえよう。祭神も同じである。社殿は都会の神社でありながら広くしずかな境内に囲まれる、由緒の深さを感じる。
 京都貴船禰神社の創祀は、神武天皇の母であるタマヨリヒメ(玉依姫)が難波の淀川、鴨川、貴船川を黄色の舟で遡上して現地に水神を祀ったとの伝承がある。
 祭には、辰巳太鼓、だんじりが出る。阪神尼崎駅南を出発して曳行し、貴布禰神社に宮入りする。辰巳太鼓を前後左右に倒して暴れ太鼓を披露し、山車(だんじり)二臺が前部を高く上げてぶつける「山合わせ」が行われる。甲子園の沿線であり、阪神タイガースの熱狂的なファンが多い地域である。また、祭が終わると高校球児の熱い甲子園大会が始まる。

◆01734 初嶋大神宮例大祭
兵庫県尼崎市築地初島

◆浜の宮天満宮

◆恵美酒宮天満神社

●28203 明石市
◆02156 岩屋神社秋祭
兵庫県明石市材木町
岩屋神社
□祭は十月中旬
屋臺、宮太鼓を曳く

◆02157 明石岬町
兵庫県明石岬町

◆02161 中尾住吉神社祭
明石市魚住町中尾
住吉神社
祭神
ソコツツオノミコト 底筒男命
ナカツツオノミコト 中筒男命
ウワツツオノミコト 表筒男命
オキナガタラシヒメ 気長足姫命
□祭一〇月下旬。
□山車
・中尾
・大見
・西島
・西岡
□汎論
 ジングウコウゴウ(神功皇后)三韓征伐に向かうとき、播磨灘で暴風が吹き起こったので魚住の海岸に滞泊すると、風浪は忽ち鎮まった。凱旋の後、雄略天皇八年(四六四)四月初卯日に、摂津の住吉大神を現在より南東の地に勧請し、正応五年(一二九二)八月六日に現在地に遷座したとされる。能舞臺、楼門などが明石市指定文化財となっている。
中尾、大見、西岡、西島の四臺の屋臺が宮入りする。宮入り、宮出しの順番はくじ引きによって決められる。
 大阪市の住吉大社より創祀が古く、魚住庄の総鎮守社として篤く敬われている。
 境内に能楽堂がある。

◆02162 明石市大久保町大窪
兵庫県明石市大久保町大窪

◆02163 青龍神社
兵庫県明石市藤江

◆02164 林神社
兵庫県明石市和坂

◆02165 鳥羽八幡神社
兵庫県明石市鳥羽

◆02166 住吉神社
兵庫県明石市大久保町大久保

◆02167 住吉神社
兵庫県明石市大久保町江井ケ島

◆02168 清水神社
兵庫県明石市魚住町清水

◆02169 宗賢神社
兵庫県明石市大久保町清水新田

◆02170 御厨神社祭
□社名 御厨神社
□所在地 兵庫県明石市二見町東二見
□祭は十月下旬。
蒲団屋臺が出る。
・上西二見
反り屋根方の蒲団太鼓。工匠は淡路の池田建築。飾金具は太子町の竹内錺金具店。
・東之町
休止中。
・西之町
反り屋根方の蒲団太鼓。
・北之町
創始は大正時代と伝わる。近年再建されたが、彫刻は従前のものが使われている。
・地蔵町
旧神戸市兵庫区の川崎から出ていた蒲団太鼓だという。
・原之町
・西二見
近年再建された。建造は荻野建設。
彫刻は大阪府岸和田市の木下彫刻工芸。
・福里
昭和六〇年大改修。工匠は荻野建設。
・岡の上
・中之町
休止中。
(順不同)
□汎論
 御厨神社の創祀は不明であるが、菅原道真大宰府に赴任する途中、この地で陸に上がって休憩氏らといわれ、道真の腰掛けた根上がりの黒松があったと伝えられる。
 秋祭には、太鼓臺が八臺ほどでる。赤い三段の蒲団を積み上げた蒲団太鼓で淡路島の影響を受けている。蒲団は従来平積みしていたが近年は四方を反るようになって来ていて特に近年建造された太鼓臺が著しい。懸装品にはみごとな刺繍が施されている。

◆02171 住吉神社
兵庫県明石市魚住町中尾

◆02154 明石市立文化博物館
兵庫県明石文化博物館

●28204 西宮市
◆01355 西宮恵比寿神社の傀儡人形
兵庫県西宮市

◆02067 西宮戎神社祭礼
兵庫県西宮市

◆02085 西宮市名塩
兵庫県西宮市名塩

◆03752 公智神社秋祭
兵庫県西宮市山口町

●28205 洲本市
◆00306 洲本祭
兵庫県洲本市

◆01574 炬口八幡神社祭礼
兵庫県洲本市

◆01672 洲本八幡神社祭礼
兵庫県洲本市

●28206 芦屋市
◆02172 芦屋
兵庫県芦屋市

●28207 伊丹市
◆00625 野宮祭
兵庫県伊丹市

◆31151 伊丹猪名野神社
□汎論
 年々衰退してゆく伊丹郷町をどう建て直すか? 今日も寄り合いがもたれた。
ここで梶曲阜は、持参した秋里離島の「摂津名所図絵」に見開き二丁に野々宮牛頭天王社が描かれている箇所を開いて説明文を読み上げる。
「伊野々宮牛頭天王社は丹天王町にあり、古くは豊桜宮と称す。後世、野宮の中なれば、俗称して野宮といふ。まつりは八月二十三日、近隣十四村の産土神とす」
曲阜のはなしはつづく、
伊丹天王町は牛頭天王をまつるから、野宮とは猪名野の宮を縮めてよぶ名前であって、土地の呼び名です。祭神牛頭天王は京都の祇園さんとおなじで、祭りも同じ日です。
昔から栄えている町は産土神様を大切にしています。伊丹の町も文化文政の頃は最盛期でした。江戸へ積み出した酒は大和田屋さんは先日立派な灯籠を寄進されました京都の祇園さんにも負けないくらい立派なお祭をして、昔の繁栄を呼び返そうではありませんか?
これをきいた伴善衛門はそれはいいことだ。祭と言えば鉾だなと相槌を打ち、伊丹の町に祇園祭の長刀鉾や函谷鉾、鶏鉾、菊水鉾、南観音山や霰天神山などの鉾や、山をたてコンチキチンと曵き出す。町はまた繁盛して賑やかになりまっせ。これまでちょっと粗末にしていたんではないかいな?
話が次第に熱を帯びてくる。
作るんならやはり日本一のものを造りたいですな。
しかしいったい誰に頼んだらよいものか?
皆で検討してみましょう。
こんど集まるときに知恵を持ち寄ることにして……。
さっそく次の寄り合いがもたれた。
さてこの間の話しの続きじゃが……、
みなさんいかが良い知恵は出ましたか?
なんでも鹿島屋さんが耳よりな話を聞いてきたそうじゃ
ほう、それはそれは。ぜひ伺いましょうか。
山や鉾すなわち山車のことですが、いろんな人に聞いてみますに、
やはり、飛騨の匠の右に出るものはなさそうです。
大和田屋が口をひらいた。
私が奥州の旅の帰りに中仙道を通ったとき、ちょうど美濃の関の祭でした。
関というと孫六で有名な刀の関ですな。
そうです。
そこの鉾は大変立派なものでした。ところが私には立派に見えるのですが、それで
もとうてい飛騨の高山の屋臺にはおよばない。
仕方ないので高山の屋臺を譲ってもらおうという話を進めているときいたことがあります。
やっぱり飛騨の高山か。
そのはなしなら私も聞いたことがある。
浪華の天神祭りに篠崎先生や頼先生頼先生と一緒に見物させていただいたことがあるが、そのとき丁度貫名先生もお見えになっていて、高山祭を見物してこられた話
しをなさった。とりわけ興味を引いたのはその屋臺がとても立派だったこと。
もうひとつその屋臺が焼け野原の中で、人の住む家より先に造られ始めたこと
屋臺が出来て祭りが挙行されると、もう軒を連ねて普請の槌音がひびきだした
ということです。
高山という町は、屋臺を曳くためだったら橋まで架けなおすとか?
火事があっても、住む家よりさきに屋臺を作るとか?
大乙は三巻の巻物を取りだした。
皆の前に広げると、一同の顔を見渡した。これはいまから百二十年あまりも昔のことですが、正徳元年(一七一一)に行われた野宮の祭りの様子です。
北少路村など七町村から七臺の曳きものを出していたようです。これをみると八角あんどたし桜、というには八角形の行燈に出しは桜にした山車のようです。
はご板とあるのは正月の羽子板のような物でしょうか?
十二角朝貌あんどというのは、十二に面取りした朝顔のように上に広がった行燈で、すすきに月は太鼓型の丸い満月形の行燈にすすきを配したもの、
筍はりぬきあんど、というのは雪の中から筍が孝子のために姿を現そうとした、
二十四孝の孟宗で、祇園祭の孟宗山を思わせます、この筍の上には雪のように真綿
をおくとあります。
面白いでんなあ。まだありまんのか?
おまっせ。
だんじり、これなどは曵山そのものです。今回は屋根ふとんとありますが、蒲団大鼓のようなものではありますまいか?
蒲団大鼓って何です?
私も見たことはありませんが、淡路島、讃岐や伊予の方で見られる曵山のようです。
きれいな蒲団を積み上げて曵山にしたもののようです。
それなら、わしは泉州の方で見たことがある。
おもろいのは、今回は、と、ただしがきがあることです。どうやら毎年趣向を変えて作っていたらしいのです、毎年だしものが変わるということのようです。
六角あんど、これは名前のように六角形の行燈形の曳きもののようです。
すすきに月だけは、舁きものだったようですが、ほかはすべて曵山です。
金灯籠、黄金色の絢爛たる灯籠で、これらは夜になると灯が入れられて、町内を曳き回したことでしょう
この金灯籠は天王町がだしたものは、もとは六角行燈だったようです、
しかし金灯籠に変えたところ大変評判になり、翌年は清水町もおおきな
金灯籠を出したようです。
立派な物を出した町内は自慢で、町内を練り歩いたものでしょう。
祭りが終わればもう来年の曵山を考える。
「うーん」
異様な熱気に包まれた。
不思議と祭りが立派に行われる年は、町が繁栄したものです。「このごろ祭りどころではなくなってしまったからなあ」
「そうではありません、このようなときこそ立派なお祭りを奉納して、
昔の繁栄を呼び返さなくてはなりません。
おもしろいですなあ
しかも、寛永から宝歴年間にかけてしだいに大きくなり、曵山のように姿をかえていったようです。

 もともと野宮のお祭は酒屋聚の信仰が厚く、酒は丹波に始まったという伝説があって、昔は酒を運んでいたのだが、輸送が大変なので運搬に楽な池田で造られるようになった。だから、杜氏が丹波から出向いてつくられるようになった。
大和の東大寺から麹が伝えられて、池田の酒は有名になったが、酒米は丹波から
運び込まれた。そのうち、宇治に黄檗山萬福寺が建てられ、かわりに伊丹を拝領された近衛様が産業を奨励された。
伊丹は池田の影響を強く受ける土地柄で、もとは池田が漢師、つまり綾師によって
開かれた織物の町で、機織りにゆかり深い土地で、呉服という地名があり、伊丹は晒す糸が海のようだったから、いとうみといわれていたものがしだいに訛って現在の伊丹になったという説がある。
古くは伊丹もまた織物の町で、当時加勢屋、かせ屋の屋号をもつ店が多くあった。
祭は猪名寺村までご巡幸される。
もと猪名寺村の北にある、猪名野の小笹に鎮坐されていたのを、現在の地にお移したので、祭には旧地に神幸する。
この御神輿は酒の文字の入った提燈を持った酒屋聚に警護されて導かれるのが通例であった。
安永元年(一七七二)に近衛家から鉾と吹き流しが奉納されて、野宮のお祭りは
いっそう立派になった。先導の大鼓は六人だったものが八人へ、四神旗は青龍、白虎、朱雀、玄武を描いた幟が下げられ、鳳凰のついた傘をさしかけられた男の子供が加わる。
最近はこの男の子が祭りに加わるのも古くからの伝統で、明和三年(一七六六)には男女の稚児を駕籠に乗せて、しかも外からは見えないように六人の人垣で護っている。これなどは、京都の祇園祭そのものであった。
野宮の祭礼に参加する町内は、伊勢町、大手町、南町、堺町、昆陽口、天王町、住吉町、中少路、新町、魚屋町、竹屋町、材木町ばどで、本来仏教の守護~である牛頭天王を神社に祀るようになったのは、神仏一体の考えから生まれた、本地垂迹説で奈良時代末期までさかのぼる思想である。
猪名野神社も金剛院の別当が僧を従え轅に乗ってくるという祭りの姿は明治の神仏分離まで続いていた。

伊丹郷町に屋臺を建造する話がにわかに現実味を帯びてきた。
「海屋さんが高山で実際に屋臺ができるまで見てきたそうです」鹿島屋岡田糠人が控えめに発言した。
そこでいちど高山に使いを出したらと思い……、そこで座に連なっていた客人の吉田公均が紹介された。公均は伊丹にはしばらく滯在したが、このたび郷里に帰るという。越中新田郡江上村の人で、文化元年(一八〇四)の生まれ、通称は平吉、出身地の名をとり、江上漁夫はその号である。
はじめは郷里の岩崎に書を学んだが画に対する思いが強く、やがて上洛した。
松村景文や紀広正に学んだがこの頃は広均といっていた。さらに清人について南画を学び、公均と改めた。公均は帰郷に際し高山を経由してもよいという。
高山の屋臺を建造した谷口與鹿に強い関心が集まった。
海屋の添え書きをした伴善右衛門の親書を携え郷里に向かって旅立った。

◆31881 いとうみ
□汎論
 丹波街道の古い民謡に天王大坂七巡りというのがある。

  身過ぎなりゃこそ一夜おき 越すは丹波のお蔵米
  九里に九つ峠を越えて いこか池田の大和屋へ

 丹波から能勢、多田、を経て池田、伊丹へと醸造米がはこばれ、丹波杜氏が
往来した。曲折と峠の多い山道である。
井原西鶴の「織留」に津の国のかくれ里として、伊丹郷町の繁栄ぶりが記されている。
「摂津名所図絵」には、名産伊丹酒、酒匠の家六十余戸あり。みな美酒、数千石を造りて、諸国へ運送す。特に禁裏朝貢の御銘を老松と称して、山本氏にて造る。あるいは、富士、白雪の名酒は筒井氏にて造る、菊銘酒は八尾氏にて造る、そのほか、いえいえの銘酒を斗樽の外巻きに印して神埼の浜に送り、渡海の船に積んで、多くは関東へ遣わす。
当所の領主は近衛殿にして、むかしより村甲は酒匠者かわるがわる郷中の支配を蒙る。
とある。
文化、文政期に江戸に向けた下り酒は、年間平均約二十万樽という驚異的な数字である。一樽には約三斗六升(六十五リットル)が詰められる。また樽は、二樽をもって一駄と数える。一樽は半駄という。この最盛期を誇る文政十三年(一八三〇)には酒蔵家数五十七軒、酒の銘柄二百十二銘柄の記録がある。
このように繁栄した伊丹の酒造であったが、天保以来しだいに衰退していくようになった。天保十四年(一八四三)は約十五万樽、で少しはよかったが、嘉永六年(一八五三)
は約六万樽、安政三年(一八五六)は約八万樽と次第に減少していった。
嘉永三年(一八四九)與鹿が伊丹を訪れたときは、この厳しい時期であった。

◆20199 柿衛文庫
兵庫県伊丹市

◆24435 伊丹市立博物館
兵庫県伊丹市

●28208 相生市
◆00838 相生
兵庫県相生市

◆05330 天満神社
兵庫県相生市

◆05331 八幡神社
兵庫県相生市

◆05332 荒神社
兵庫県相生市

◆05333 須賀神社
兵庫県相生市

◆05334 賀茂神社
兵庫県相生市

●28209 豊岡市
◆00582 豊岡祭
兵庫県豊岡市

◆05336 久々比神社
兵庫県豊岡市

◆05337 中島神社
兵庫県豊岡市

◆05338 戸牧神社
兵庫県豊岡市

●28210 加古川市 泊神社
◆05340 泊神社
兵庫県加古川市

◆5341 加古川総合文化センター
兵庫県加古川市

◆05342 浜宮天神社
兵庫県加古川市

◆05343 平之荘神社
兵庫県加古川市

◆05344 神吉八幡神社
兵庫県加古川市

◆05345 野口神社
兵庫県加古川市

◆05346 住吉神社
兵庫県加古川市

◆05785 日岡神社祭
□社名 日岡神社
□所在地
兵庫県加古川市加古川町大野
□祭神
アメノイササヒコノミコト 天伊佐佐比古命
配祀
トヨタマヒメノミコト 豊玉比売命
イチキシマヒメノミコト 市杵島比売命
ウガヤフキアエズノミコト 鵜草葺不合命
アマテラスオオミカミ 天照皇大御神
境内社
大鳥居神社(居屋河原日岡神社)
祭神
アメノイササヒコ 天伊佐々彦命
昭和四十六年(一九七一)市内加古川町寺家町居屋河原にあった居屋河原日岡神社を遷座した。
高御位神社
祭神
オオナムチノミコト 大己貴命
コトシロヌシノミコト 事代主命
加古川市と高砂市の境界にある高御位山の高御位神社がある。
天満神社
祭神
スクナヒコナノミコト 少名毘古那命
スガワラミチザネ 菅原道真
恵比須神社
祭神
ヒルコノミコト 蛭子命
稲荷神社
祭神
ウケモチノカミ 保食神
住吉神社
祭神
ウワツツオノミコト 上筒男命
ナカツツオノミコト 中筒男命
ソコツツオノミコト 底筒男命
熊野神社
イザナギノミコト 伊弉諾尊
イザナミノミコト 伊弉冉尊

□祭は十月中旬
□山車
蒲団太鼓
・美乃利
□汎論
 日岡神社(ひおかじんじゃ)は加古川市東部の日岡とよぶ台地上に鎮座する。延喜式神名帳に播磨国五〇座内、賀古郡一座と記載される古社。創祀は不詳、社記では聖武天皇期、天平二年(七三〇)としているが、おそらくこれは皇紀を基準においたもので、実際には紀元前にまで遡るのではないだろうか。
 祭神は海神氏のトヨタマヒメノミコト(豊玉比売命)。海神氏の一族宗像氏の祭神イチキシマヒメノミコト 市杵島比売命。おそらくそのあとの祭神である、出雲系のオオナムチノミコト(大己貴命)、コトシロヌシノミコト(事代主命)、 コトシロヌシノミコトと同一神とされるヒルコノミコト(蛭子命)、スクナヒコナノミコト(少名毘古那命)。アマテラスオオミカミ(天照皇大御神)、イザナギノミコト(伊弉諾尊)、イザナミノミコト(伊弉冉尊)など皇室系の神がつづく。
 日岡は古代、【日氏】が太陽神を迎えた地と推定され、その祭主は一族の長たるアメノイササヒコノミコト(天伊佐佐比古命)だったと考えられる。アメノイササヒコノミコトは『古事記』、『日本書紀』やその他の記録には出てこない不明の神である。海神氏系の神であろう。あるいは日氏の祖神か、土地神とも推定される。寺家町居屋河原にも日岡神社があり、おなじ祭神を祀っていたが、こちらは弟神だそうである。
 加古川の左岸に日岡があり、背後の山頂に稲日太郎姫命日岡陵がある。日岡は神南備山であり日岡神社は里宮と推察される。
 日岡神社は安産の神として篤く敬われており、安産や地域の安全を祈願する伝統行事の【亥巳籠(いみごもり)】 が神職らにより七日間にわたって齋行される。

●28211 龍野市
◆05786 粒座神社
□社名 粒座天照神社
□所在地 兵庫県龍野市龍野町日山
□祭神
アマテルクニテルヒコホアカリノミコト 天照国照彦火明命
□山車(蒲団太鼓)
大正時代には数臺の蒲団太鼓が出ていたというが、現在は見られない。
□汎論
 粒座天照神社は延喜式神名帳に記載される古社。播州のそうめんで名高い揖保川、揖保郡の名称のの語源となった神社で、揖保はもともと稲が結実して穂を結ぶありさまから出た「結穂(ゆいほ)という言葉からでたといわれ、粒、揖保、伊穂などの文字が当てられることもある。
 祭神のアマテルクニテルヒコホアカリノミコト(天照国照彦火明命)は、古事記、日本書紀の表紀であるが、『先代旧事本紀』では、ニギハヤヒノミコト(饒速日命)のこととしている。ニニギノミコト(瓊々杵尊)は弟である。物部氏をはじめ東海地方の尾張氏、海部氏、日氏は、ニギハヤヒノミコト(饒速日命)を祖神としている
。鎮座地が【日山】であることも注目を要する。『播磨国風土記』ではニギハヤヒノミコト(饒速日命)はオホナムチ(大己貴命)の子としている。

●28212 赤穂市
◆00402 八幡神社
兵庫県赤穂市

◆00938 赤穂船祭
兵庫県赤穂市

◆05349 伊和都比売神社祭
□社名 伊和都比売神社
□所在地 兵庫県赤穂市赤穂御崎字三崎山
□祭神
イワツヒメオオカミ 伊和都比売大神
□祭は一〇月上旬。
□山車
小型屋臺二臺を曳く。
□汎論
 伊和都比売神社は延喜式神名帳赤穂郡三座の筆頭に記載される古社。社殿は海に向いている。もとは海上の「八丁岩」のうえに祀られていたが、天和三年(一六八三)に浅野長矩により現地へ遷座された。
 祭神イワツヒメオオカミ(伊和都比売大神)は、もと大己貴命の妃を祀ったものとする説があり、延喜式神名帳には、同じ瀬戸内に面して明石郡にイワツヒメオオカミを祭る神社の記載があるが、論社となっていて確定しない。

◆05350 荒神社
兵庫県赤穂市

●28213 西脇市
◆05357 天目一神社祭
□社名 天目一神社(あめのまひとつじんじゃ)
□所在地 兵庫県西脇市大木町郡新田
□祭神
アメノマヒトツノミコト 天目一命
□山車(屋臺)
・野中
建造の工匠は不明。
彫刻は伊田義光。
・市原
建造の工匠は不明。
彫刻は久保経一。
・前島
・大木
□汎論
 アメノマヒトツノミコト(天目一命)は製鉄、冶金の神後世の播州製鉄業の繁栄基礎を築いた大陸からの渡来氏族が祀ったと伝わる。

◆00177 大津神社
兵庫県西脇市

◆05353 春日神社
兵庫県西脇市

●28214 宝塚市
◆01483 宝塚祭
兵庫県宝塚市

◆02091 八幡神社秋祭
兵庫県宝塚市中筋上

◆02092 市杵島姫神社祭
兵庫県宝塚市中山寺地区

◆02093 八王子神社祭
兵庫県宝塚市中筋下

◆02099 春日神社祭
兵庫県宝塚市口谷地区

●28215 三木市
◆01757 大宮八幡神社祭
□社名 大宮八幡神社
□所在地 兵庫県三木市本町
□祭神
 オウジンテンノウ 應神天皇
 クニノミクマリノミコト 国水分神(蔵王大神)
 アマテラススメオオカミ 天照皇大神(伊勢大神)
 スサノオノミコト 素盞鳴尊(祇園大神)
 アメノコヤネノミコト 天児屋根命(春日大神)
 クマノクスビノミコト 熊野久須昆命(熊野大神・那智大社の主祭神)
 カモワケイカヅチノカミ 賀茂別雷神(賀茂大神)
 ナカツツオノミコト 中筒之男命(住吉三神の一神)
 タケミナカタノカミ 津御名方命(諏訪大神)
摂社
大宮天満宮
 スガワラミチザネ 菅原道真
祝田社
 タマタラシヒメオオイナオノミコト 玉帯志比古大稲男命
 タマタラシヒメトヨイナメノミコト 玉帯志比売豊稲女命
尾引稲荷社
 ウカノミタマノミコト 倉稲魂命
 ワカムスビノカミ 稚産霊神
 ウケモチノカミ 保食神
伏見稲荷社
 フシミイナリノオオカミ 伏見稲荷大神 
末社
豊玉姫社
 トヨタマヒメノミコト 豊玉姫命
祓殿
 セオリツヒメノミコト 瀬織津比売神
(せおりつひめのかみ)
 ハヤアキツヒメノカミ 速開都比売神
 イブキドヌシノカミ 気吹戸主神
 ハヤサスラヒメノカミ 速佐須良比売神
播東稲荷社
 不詳 
弁財天社
 イチキシマヒメノミコト 市杵嶋姫命
境外社
三本松稲荷社
 ウカノミタマノミコト 倉稲魂命
 ワカムスビノカミ 稚産霊神
 ウケモチノカミ 保食神
金刀比羅社
 コトヒラオオカミ 金刀比羅大神
□祭は一〇月中旬。
□山車(屋臺)
・明石町(明石町、宮前、大日、清水、杣宮)
建造は江戸期詳細は不明。
狭間彫刻は、池田芦角斉。題は川中島の合戦、小督の局、祝物、合戦もの。
高覧掛は細川製。
水引幕も細川製。
蒲団は平積みの三段。
・新町(新町、大宮町)
加西市北条町御幸町の建造した屋臺を、昭和三十六年に譲り受けた。
狭間に楠公親子櫻井の駅の別れ、曽我五郎大磯の場、上杉謙信と武田信玄の信州川中島の合戦、忠臣蔵吉良邸討入りの場の彫刻がある。
蒲団は反屋根式の三段。
・全末広(新宿、末広、神明、大開)
平成十四年に再建。工匠は有限会社宮脇建築。
狭間彫刻は三木合戦。富山県井波町(現南砺市)の畠山勲の作。
高欄掛は縫常の作。
蒲団は平積みの三段。
・下町(下町、前田町、丸一町)
平成八年の再建。工匠は株式会社梶内だんじり店。
旧臺は大正初期の建造といわれ、四方を反る形態だった。昭和30年の改修で平らになったが、八年後の、昭和三十八年に旧に復した。
蒲団は反屋根式の三段。
・栄町
平成十四年の再建。
狭間彫刻は大阪府岸和田市の山本仲伸。
先代の屋臺は大正期の建造といわれ。兵庫県多可郡中町より昭和三十六年に譲り受けた。
蒲団は平積みの三段。
・高木
蒲団は平積みの三段。
・平田
蒲団は平積みの三段。
・大村
・城山町
新市街地の発展でできた町で屋臺も建造されたが休止中である。
□汎論
(順不同)
□汎論
 大宮八幡神社の創祀は不明。壮大な社殿はそのまま土地の人たちの生活の支えとして長いあいだ篤く敬われてきた由緒がしのばれる。山上(現八畳敷)に磐境(いわくら)があり、古代祭祀が行われていた。現社殿はのちに里宮として建てられたと考えられる。『播磨国風土記』によると、孝徳天皇期には、すでに山上に社祠があったと伝えられる。当社の創祀はおそらく古代出雲氏であり、祝氏、賀茂氏の関与も考えられる。八幡であるオウジンテンノウ(應神天皇)を祀ったのはのちのことであろう。大宮八幡神社祭は播州三大祭の一つに数えられ、壮麗な屋臺がでる。圧巻は屋臺の宮入りで、神社社前の石段八十五段を命綱をつけて屋臺が宮入りする。大村のみは命綱をつけない慣わしである。
 セオリツヒメノミコト(瀬織津媛命)が祀られているのは古代信仰が現在まで続いていることをうかがわせる。
 祭には氏子から屋臺が出される。赤い蒲団を三段に積み、蒲団締めで固定されるが、見事な刺繍が施されているものがある。また、姫路市から高砂市南部に見られる方形の屋臺神輿といわれる形態を取り入れたと考えられる新町、下町の屋臺は、蒲団の四隅が反るめずらしい形をしている。
□問い合わせ
〒673-0431
兵庫県三木市本町二丁目十九番一号
電話 0794-82-0401
Fax 0794-82-0653

◆01889 大塚
兵庫県三木市大塚

◆02152 岩壺神社祭
兵庫県三木市

◆02153 三坂神社祭
兵庫県三木市

◆02350 大歳神社祭
兵庫県三木市

◆02370 御坂神社祭
兵庫県三木市

◆02403 久留美八雲社祭
兵庫県三木市

●28215 西脇市
◆05355 住吉神社祭
兵庫県西脇市

◆05356 春日神社祭
兵庫県西脇市

◆05357 天目一神社祭
□社名 天目一神社
□所在地 兵庫県西脇市大木町郡新田
□祭神
アメノマヒトツノカミ 天目一命
□祭は一〇月上旬。
□山車(屋臺)
・大木
・前島
・市原
彫刻は久保経一。
・野中
彫刻は伊田義光
(順不同)
□汎論
 アメノマヒトツノカミ(天目一命)は、天目一箇神とも書かれ、製鉄、鍛冶の神として知られる。別名は天之麻比止都禰命の別名がある。重県桑名市多度町にある多度大社の
別宮に一目連神社があり、天目一箇神を祭神としている。一目連(ひとつめのむらじ)が祀ったとされる。古代の製鉄、鍛冶を行った地は風がよく吹くことで共通するが、これは鞴(ふいご)にあたらしい空気が送り込まれ火がよく熾こることと関わりがあるといわれる。風をよく知る神でもあったようである。

●28216 高砂市
◆01841 荒井神社祭
兵庫県高砂市

◆01843 小松原神社祭
兵庫県高砂市

◆00634 曽根天満宮祭
□社名 曽根天満神社
□所在地 兵庫県高砂市曽根町
□祭は十月中旬。
□山車(蒲団屋臺)
・曽根北ノ丁
昭和六〇年の建造。
彫刻は高松彦四郎。
・曽根西ノ丁
創建不明。
彫刻は中山龍雲。
・曽根南ノ丁
昭和五十八年の建造。
・曽根東ノ丁
昭和六十一年の建造。
彫刻は富山県井波の岩倉勘宰。
・伊保中部(渚)
昭和五十九年の建造。
・伊保西部
昭和六〇年建造。
・伊保南部
昭和五十九年の建造
・中筋東
昭和五十九年建造。
・中筋西
彫刻は三代目松本義廣。
・梅井
平成7年建造
工匠は毛利工務店。
・高須
昭和五十七年の建造。

□汎論
 播州東を揖保川(いぼがわ)が流れる。揖保(いぼ)はもと「結穂(ゆいほ)」とよばれていたのが次第に訛ったといわれる。高砂市の伊保ももとはおなじ結穂だっただろう。瀬戸内海路の歴史ある古港である。曽根天満宮は、菅原道真が九州に下向する途中、一時下船し、曽根天満宮の西にある日笠山に登ったといわれ、このときの手植えの松は代々栄えて現在の松は五代目にあたるという。
 祭には山車・屋臺が担がれる。反り屋根をもつ蒲団太鼓で、北ノ丁の屋臺が姫路市別所町の宮大工が建造したのがはじまりと伝えられる。屋根の上に三段に積み上げた蒲団はおおきく反りあがる。蒲団の色も紅赤のみではなく、緑、紺藍、など多様である。この形式の屋臺は、三木市の新町、下町でもみられる。
 当地方には「縫常」をはじめとする名匠らの刺繍が見事であるが、昼も堤燈をさげ、そのうえを刺繍布で巻く。昼行燈ともいう。屋臺の屋根の四隅から昼行燈(堤燈)がさげられる。

●28217 川西市
◆01113 摂津小戸村
兵庫県川西市

◆02095 多田神社祭礼
□社名 多田神社
□所在地 兵庫県川西市多田院
□祭神
 源 満仲公
 源 頼光公
 源 頼信公
 源 頼義公
 源 義家公
□祭は一〇月下旬。
□山車
もと太鼓臺が出ていたが休止となっている。
□汎論
 多田神社の創祀は不明で、社記によれば天禄元年(九七〇)に社殿が創建されたとある古社。多田院、また多田大権現社ともよばれてきた。清和天皇の木曾孫にあたる源満仲公をはじめほか四公を祀る。このことから清和源氏発祥の地という。院号多田院は天台宗の寺院として神仏混淆時代の名残の名称である。国の史跡に指定されている。
 寛文年間に旧多田院の檀家であった、薩摩藩島津家より贈られた唐椿(カメリア・キャプテンロー)が植栽されている。たしか日本に数本といわれる稀種である。岐阜県美濃の一宮には、正月の椿として珍重される白玉がある。富山県から岐阜県にかけては庄川沿いの古社境内に雪椿系の名椿がひっそりと咲く、椿の花の上に霜よけの葉を添えた西王母は床しい。

●28218 小野市
◆02150 住吉神社祭
兵庫県小野市

◆02184 祇園神社祭
兵庫県小野市池田

●28219 三田市
◆02151 三田天満宮祭
□社名 三田天満宮祭
□所在地 兵庫県三田市天神
□祭は十月上旬。
□山車
だんじり(地車)
・宮本
明治十年の建造、工匠は大源。
堺型
・本町
弘化三年(一八四六)の建造。工匠は地元の大工と伝わる。
・鍛冶屋町(北浜)
明治初期の建造と伝わるが詳細不明。神戸市東灘区御影西之町が曳いていた地車といわれる。
・七、八番区(南嶽)
蒲団太鼓
・東区(寺村)
・十番町
(順不同)
□汎論
 兵庫県三田市は神戸市のベッド・タウンとして近年の発展が目覚しい。かつて、中国自動車道もまだなく、宝塚から西宮市名塩を経由して訪ねていたことを思うと隔世の感がある。三田天満神社の創祀は古く、和銅六年(七一三)には大歳大神を祭る神社で、当地はその御領田(みけだ)だったといい、これが現在の三田市の語源だといわれる。社号に天満宮がつけられているが、菅原道真の誕生以前にすでに鎮座していた歴史がある。全国の天神二十五社のひとつに数えられる社格と由緒がある。
 山車はだんじり(地車)と蒲団太鼓が混在する。

◆00936 波豆川八坂神社の御当
兵庫県三田市

◆01653 三輪神社秋祭
□社名 三輪神社
□所在地 兵庫県三田市三輪
□祭神
オオナムチノミコト 大己貴命
摂社 
大歳神社
恵美須社
素盞嗚社
神明社
八幡社
春日社
天満社
□祭は一〇月上旬。
□山車(だんじり、蒲団太鼓)
だんじり三臺、曳山と置山。
蒲団太鼓二臺。
□汎論
 三輪神社の創祀は不明。大己貴命が市内の天神山に神を迎えたという伝承があり古い歴史がある。創祀時には天神山は神南備山であろう。奈良県桜井市の大三輪神社と関わりがあるのは確かなようだが、祭神の分祀を受けた記録が無い。
 南北朝期文和年間(一三五二−一三五六)に大和国城上郡から移った領主の松山弾正が天神山から現地、丸山に遷座し、社殿を建造したと伝わる。大和の大神神社は三輪山を御神体山とし、社殿が無いので、当社は、天神山を御神体山とする里宮かもしれない。

●28220 加西市
◆00504 北条祭
兵庫県加西市北條

◆00889 龍王の舞
兵庫県加西市北条北条祭

●28227-8 宍粟市(旧一宮町)
◆00300 三山神亊
兵庫県宍粟市(旧一宮町)
□汎論
姫路市射楯兵主神社の一つ山、三つ山神事とは同一起源であるが、こちらのほうが古い。

◆一山神亊
兵庫県宍粟市(旧一宮町)

◆04643 播磨一宮伊和神社祭
兵庫県宍粟市(旧一宮町)

◆05438 七社神社祭
兵庫県宍粟市(旧一宮町)

●28301 猪名川町 

●28321 吉川町 

●28341 社町
東古瀬 八坂神社

◆社佐保神社

●28342 滝野町
◆00127 春日神社祭
兵庫県滝野町

●28343 東条町
◆山王神社

●28361 中町
◆播州歌舞伎

●28362 加美町 

●28363 八千代町
◆滝尾神社

●28364 中町
◆天神社

●28364 黒田庄町 

●28381 稲美町
◆02173 草谷天神社祭
兵庫県稲美町

●28382 播磨町
◆02176 古宮住吉神社祭
兵庫県播磨町古宮

◆02177 阿閇神社祭
兵庫県播磨町二子

●28421 家島町
◆00769 家島天神祭
□社名 家島神社
□所在地 兵庫県飾磨郡家島町
□祭神
□祭は七月下旬。
□山車
舟だんじり。
□汎論
 家島神社は、家島本島にある神社。延喜式に記載される古社である。ジンムテンノウ(神武天皇)、またジングウコウゴウ(神功皇后)に関する言い伝えが伝承されている。天神の杜鼻には「天満霊樹」とよばれる手のつけられていない自然林があり、シイ、トベラ、ウバメガシ、モチノキ、潅木のトベラなどが密生する。原生林だといいう。
 九州に左遷となった菅原道真が大宰府に向かう途中参詣したという。つまり、いまは菅公を祀る神社であるが、創祀はもっと古い古代祭祀の旧蹟である。岬の先端に祀られ、通称を家島天神という。岬の突端は天神鼻という。二艘の舟を並べて連結し、そのうえに神明造の屋根をもつ「舟檀尻(ふなだんじり)」がしつらえられる。檀尻のなかではお囃子が演奏され、幟をはためかせて海上渡御が行われる。

●28423 夢前町
◆05397 東櫃倉神社祭
兵庫県夢前町

●28441 神崎町
◆粟賀埋田神社

●28442 市川町 
◆00661 天満神社祭
□社名 天満神社
□所在地 兵庫県神崎郡市川町小畑
□祭は十月中旬。
□山車(屋臺)
・東小畑
・西小畑
・南小畑
(順不同)
・東川辺(八幡神社)
・西川辺(天満神社)
・西川辺東
・屋形
・西川辺南
(順不同)
□汎論
 東川辺、西川辺、西川辺東、屋形、西川辺南の五地区は天満神社の氏子であるが、地域内に産土神神社が祀られていて、その祭礼に屋臺が出る。

●28443 福崎町
◆00437 熊野神社祭
□社名 熊野神社
□所在地 兵庫県神崎郡福崎町田尻
□祭神
イザナミノミコト 伊邪那美命
□祭は十月中旬。
□山車(屋臺)
・田尻
・八反田
・長目
・西光寺
・中島
・北野
・大門
・辻川
・西野
・井之口
・吉田
・加治谷
□汎論
 山車は十二臺あり宮入りする。
柳田國男を生んだ土地で、生家がある。明治八年(一八七五)田原村(現・福崎町)の儒者松岡操の六男として生まれた。上京後、森鴎外と出会い、松浦萩坪に師事した。自然主義の文学青年と交流。「文学界」に新体詩を発表、斬新な詩作で仲間を刺激した。が、「なぜに農民は貧なりや」という言葉に示されるように、社会構造に対する鋭い疑問から、文学への傾倒を絶ち、農政学を志し、東京帝大卒業後、農商務省農務局に勤めるなど官職についた。このころ『遠野物語』などを執筆。民俗学への志向が強まった。雑誌『郷土研究』を創刊。大正九年(一九二〇)辞職。そのあと朝日新聞社の客員として全国の民俗を調査旅行『雪国の春』『秋風帖』『海南小記』の三部作を執筆した。朝日新聞を退職し、『国史と民俗学』や雑誌『民間伝承』を創刊させた。昭和三十七年(一九六二)に死去した。町内に生家が移築し保存されている。屋敷の近くには珍しい三本松葉の松があり、敷地内におの落葉が散らばっているのを拾うことができる。

●28444 香寺町
◆大歳神社

●28445 大河内町
◆日吉神社

●28461 新宮町 

●28462 たつの市(旧揖保川町)
◆05081 中臣印達神社
□社名 中臣印達神社(なかとみいだつじんじゃ)
□所在地 兵庫県たつの市(旧揖保川町)揖保川町中臣字宮ノ下
□祭神
イタケルノミコト 五十猛神
合祀
阿波遲神社(あわじじんじゃ)
□祭神
オオアシマノミコト 大鹿島命
アメノカガヤマトオミノミコト 大香山戸臣命
□祭は十月中旬
□山車(屋臺)
子供屋臺が出る
□汎論
 中臣印達神社は、延喜式神名帳に播磨揖保郡七坐内名神大社として記載される古社。同地にやはり延喜式に記載される阿波遲神社(あわじじんじゃ)が合祀されている。古くから両部神道の修験と褶合し、蔵王権現と称されていたが、明治期に修験が廃止された。四国阿波(徳島県の)中臣氏の出自は古くはこの揖保郡かもしれない。粒坐天照神社が近い。

◆神戸神社

●28463 御津町
◆春日神社

●28464 太子町
◆05418 黒岡神社祭
兵庫県太子町

●28481 上郡町
◆01657 鞍居神社
□社名 鞍居神社
□所在地 兵庫県赤穂郡上郡町金出地
□祭神
タラシナカツヒコノミコト 帶中津比古命(仲哀天皇)
オキナガタラシヒメ 息長足姫命
ホムダワケノミコト 譽田別命
□祭は十月中旬。
□山車
山車はない。
□汎論
 延喜式神名帳に記載される鞍居神社に比定される古社である。創祀は不詳。社記に「桓武天皇期に、皇子神野親王が夜な夜な悩まされ、占ったところ、宇佐八幡宮に祈願すべきだと奏上があった。さっそく宇佐八幡宮に対し祈願をしたところ、皇子の病気は平癒したが、奇しくも当地播磨国金山(金出地)に紫雲が
たなびき、当地は宇佐八幡宮を勧請すべき瑞相の地であるとして創建された」という。
 当社の背後には綺麗に形の整った低山があるがこれはおそらく神南備山であろう。現在八幡系の三神が祀られているが、本来の祭神ではなく創祀はもっと古いだろう。
 岐阜県北部(高山市)に位山(くらいやま)があり、北アルプスの乗鞍岳(乗鞍嶽)【久羅井山】として奥社にあてる説がある。飛騨の位山(くらいやま)は出雲系の神を祀り、またさらにふるい古代祭祀の山であるが、播州地方は古く出雲系氏族により開かれた地であり、当社も創祀時は出雲系の神を祀る神社だったかもしれない。

◆05424 天満神社

●28501 佐用町
◆佐用町立平福郷土館

●28502 上月町 

●28503 南光町 

●28504 三日月町
◆磐筒男神社

●28521 山崎町
◆八幡神社

●28522 安富町 
◆05787 安志加茂神社祭
兵庫県安富町

●28524 波賀町 

●28525 千種町
◆05439 千草大森神社祭
兵庫県千種町

◆05440 八幡神社祭
兵庫県千種町

●28541 城崎町
◆00776 城崎祭
兵庫県城崎町

●28542 竹野町 

●28543 香住町
◆01744 香住の三番叟
兵庫県香住町

●28544 日高町 

●28561 出石町
◆00937 出石神社の幟まわし
兵庫県出石町

●28562 但東町 

●28581 村岡町 

●28582 浜坂町
◆01344 浜坂宇都野神社川下祭
兵庫県浜坂町浜坂

●28583 美方町 

●28584 温泉町 

●28601 八鹿町 

●28602 養父町
◆00941 水谷神社の御当
兵庫県養父町

●28603 大屋町 

●28604 関宮町 

●28621 生野町
◆01236 生野祭
□社名 山神宮
□所在地 兵庫県生野町生野
□山車
・大亀山
飾幕には龍に乗った乙姫、亀に乗った浦島、背景には竜宮城を描く。大亀が背中に銀石を乗せて這い出だした所を掘り進むと、良質の鉱石が見つかったと云う伝説にちなみ、御見石(山車)の上には、銀石を背中に乗せた亀を飾る。
本幕は一枚鱗による作で、初代絹常が江戸時代末から明治はじめころに作成したと推定されている。
□汎論
銀山で栄えた生野町。 
生野銀山の開坑は、大同二年(八〇七)といい、室町時代後期の天文十一年(一五四二)には、但馬守護であった山名祐豊が銀山開発を目的に生野に進出し、生野城を築くとともに、鉱山を掌握した。その後、旧竹田城主大田垣氏から、織田、豊臣、徳川氏へと次第に移り、 江戸時代に入ると、幕府の直轄地として代官所が置かれ、鉱山最高位の「御所務山」の名称が与えられた。
町民はこれを祝して山車が曳き回和したが、これが山神祭「御見石曳き」のはじまりだという。御見石とは山車のことである。

◆生野書院
兵庫県朝来郡生野町口銀谷356-1 
展示資料
生野町絵図(町指定文化財)、見石飾幕(山神宮の祭礼の際、その年の最も高品位の鉱石を山車に載せた時に山車の周囲を飾った幕)、
その他 奈良時代、大同年間からの1200年の歴史があるという銀山の町。生野の文化財、書画等を紹介。銀山史
休館日 月曜日、金曜日、年末年始(12月28日〜1月2日)
※月・金曜日が祝日の場合は翌日が休館になる。 
入館料 無料

●28622 和田山町
◆05445 竹田秋祭
兵庫県和田山町

●28623 山東町 

●28624 朝来町
00482 朝来祭
兵庫県朝来町

●28641 柏原町 

●28642 氷上町 

●28643 青垣町
◆21741 青垣町の三番叟
兵庫県青垣町

●28644 春日町 

●28645 山南町
◆05451 白鹿神社祭
兵庫県山南町

●28646 市島町 

●28661 篠山市
◆00183 熊野新宮神社例祭
兵庫県篠山市二之坪

◆00276 伯々部神社祭礼
兵庫県篠山市

◆00314 篠山きゅうり祭
兵庫県篠山市

◆00311 春日神社秋祭
兵庫県篠山市黒岡

◆00374 左近神社例祭
兵庫県篠山市
□汎論
各集落に山車五臺がある。形はよく似るが大きさに大小がある。山車の前を石段にかけ、奉納謡が唄われる。古い宮入の形式を伝えるものか。

◆00378 住吉神社水無月祭
□社名 住吉神社
□所在地 兵庫県篠山市川原
□汎論
山車は六臺、一臺は舟形である。舳先に新しい穂をつけた稲束が結ばれる。かって、もう一臺舟形山車があったという。山車の上では囃子が演奏されるが、胡弓が使われるのは珍しい。
社務所裏庭は重森三玲の阿波の青石をたてた作庭である。ぜひ観賞されることをお勧めする。

◆00380 池尻祭
兵庫県篠山市

◆00498 佐々婆神社秋祭
兵庫県篠山市畑宮

◆05454 川内多々奴比神社祭
□社名 川内多々奴比神社(かわちたたらいじんじゃ)
□所在地 兵庫県篠山市下板井
□祭神
アマテラスオオミカミ 天照皇大御神
タケハヤスサノオノミコト 建速素盞嗚命
□祭は十月上旬。
□山車(大宮、太鼓山)
・下板井
・上板井
・宮田、高屋
□汎論
 川内多々奴比神社は延喜式神名帳に記載される古社。創祀は不明。土地の伝承では天智天皇二年(六六三)九月九日に祭礼を執行したとあり、氏子二十社の総社で、地元では一ノ宮ともよばれる。斎部の盾縫氏が祖神を祀ったのを創祀とし、多々奴比(たたぬい)とは、氏の盾縫(たてぬい)が次第に訛ったものとされる。
 河内多々奴比神社の祭は、多々奴比の神が天孫に三種の神器をもたせて高千穂に天降る様子を再現しているといわれる。
 境内には、正暦元年(九九〇)大江山の鬼退治に向かう源頼光が立ち寄り、太刀を奉納して必勝祈願したとされたという言い伝えがある。
 山車はやや方形にちかい神輿風。幣束が前後に二本づつつく。金具を打った轅状の基臺のうえにのり、四方に扉がつき、鳥居が立ち、鏡を懸ける。これの下に非常に長い担ぎ棒があり、さらに下部に車輪がつく。

◆05455 春日神社祭
兵庫県篠山市本郷

●28664 篠山市(西紀町)
◆00388 西紀熊野新宮神社八朔祭
兵庫県篠山市(西紀町)

●28665 丹南町 

●28666 篠山市(旧今田町)
◆22969 小野原の田楽躍
兵庫県篠山市(旧今田町)

●28681 津名町 
◆00724 五色町
兵庫県五色町

●28682 淡路町
◆00557 鮎原だんじり祭
兵庫県淡路町

◆02293 石屋神社、八幡神社秋祭
兵庫県淡路町岩屋

●28683 北淡町 

●28684 一宮町 

●28685 洲本市(旧五色町) 
◆04674 鳥飼八幡神社祭
□社名 八幡神社
□所在地 兵庫県洲本市(旧五色町)
□祭は十月下旬
□山車
舟壇尻
・鳥飼浜組、
・鳥飼北組
蒲団壇尻
・鳥飼中組、
・鳥飼上組、
・鳥飼南組、
・都志角川南
□汎論
 鳥飼八幡神社の創祀は不明。秋祭にだんじりが出るが、七基のだんじりはすべて神社の所有で、祭には神社に各地区のだんじりを集める鳥飼地区独特の神事となっている。つまり、だんじりを曳くのは神事である。一般にだんじりは祭にでるが、「つけまつり」として行われるところが多く、神社もだんじりには干渉せず、だんじり組もその支配を受けない。もしだんじりが神社に係属するものであれば、江戸の神輿の例にあるように、だんじリの屋根に乗り所作を行うのは許されないだろう。仮にそのようなことがあれば、だんじり曳行は火の消えた寂しいものになってしまいそうである。
 そうなると、ぶどうを足で踏んで葡萄果汁を絞るワインは飲めず、足で踏んで醸造する味噌はたべられず、杜氏が仕込んだ日本酒は飲めなくなってしまう。ものの限度をはかる基準は難しい。ところによっては宮入を許さない神社、神社に宮入しない地区(町内山車)、氏神ではない他地区の神社の祭に曳くだんじりなどさまざまの態様がある。だんじり曳行には神社の支配はおよばない。
 そのようななかで、鳥飼八幡神社の祭に曳くだんじりは「神事」としておこなわれるのはめずらしく、且つ各地で行われているだんじり曳行の歴史的古式規範を秘めていると考えられ貴重である。「だんじり」の古形は「舟だんじり」であり、大阪府太子町の級長神社にもふるい舟だんじりが曳かれ、大阪市立博物館にも古い舟だんじりが展示保管されている。

●28686 東浦町 

●28701 緑町
◆03587 広田八幡神社春祭
兵庫県緑町

●28702 西淡町 

●28703 三原町 

●28704 南淡町
◆01742 淡路の人形芝居
兵庫県南淡町

◆03596 沼島夏祭
兵庫県南淡町沼島

 

 ◆日本山車論
目次
 ◆左甚五郎傳
左甚五郎傳
 ◆斐太ノ工
斐太ノ工
 ◆谷口與鹿
谷口與鹿
 ◆論攷 延喜式神名帳
論攷 延喜式神名帳
◆阿波國
◆安房國
◆安藝國
◆伊賀國
◆隠岐國
◆越後國
 ◆古代祭祀と神南備山
古代祭祀と神南備山
 ◆玉依姫  様