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日本の山車 日本の山車
 お知らせ
標題の写真説明
2014-07-01
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  表題の写真説明
 ボックスのタイトル : 甲信越
 題名 : ◆石川県

日本の山車 石川県

石川県総論

●17201 金沢市
◆00717 日吉神社祭
□社名 日吉神社
□所在地 石川県金沢市大野町
□祭神
オオヤマクイノカミ 大山咋神
オオモノヌシノミコト 大物主神
□祭は七月下旬。
山車(曳山)を曳く。
□山車(曳山)
大野町一町目
大野町二町目
大野町三町目
大野町四町目
大野町五町目
大野町六町目
大野町七町目
□汎論
日吉神社の創祀は一般的に、天平五年(七三三)と伝えられ当初は大山咋神を祀り、貞観二年(八六〇)に大物主神を合祀したと伝えられるが異説がある。日吉神社の祀られる山はおそらく神南備山であろう。式外社である。
 大野湊は、手取川の河口にある旧美川町、能登の門前町とおなじように北前舟の寄港する湊町だった。町内には名高い醤油の醸造店があるが、由緒をさかのぼれば越前小浜に行き着く。
 過去には木曾義仲、曽我五郎十郎兄弟により、二度、日吉神社社殿が焼失したといわれる。
 夏祭は町をあげての盛大な祭が行われる。からくりで名高い大野弁吉の居住地としても知られる。

◆03223 大野湊神社夏祭
□社名 大野湊神社
□所在地 石川県金沢市金石町
□祭神
サルダヒコオオカミ 猿田彦大神
セオリツヒメカミ 瀬織津姫神 
オウジンテンノウ 応神天皇 
別宮 
 天照皇大御神
 地主護國八幡大神
 春日四柱大神
 西宮大神
 荒魂大己貴命
・鎮魂八神社 神産霊神、高産霊神、玉積産霊神、生産霊神、足産霊神、大宮比盗_
・加武劒社 素盞嗚尊
・武猛社 五十猛命
・御食津社 宇迦之御魂神
・三熊社 武三熊大人 以上は『神社明細帳』
・猿田彦大神
摂社
 ・白山社 白山比盗_ 配祀 少彦名神、天滿宮
 ・天磐杼樟船社「鳥之磐楠船神、蛭子神
 西宮社 蛭兒神
 菅原社 菅原道眞
 秋葉社 火産靈神、罔象女神、埴山姫神
□祭は八月上旬
山車(曳山)十七臺を曳く。
□山車
・味噌屋町
・浜町
・松前町
・下越前町
・上越前町
・相生町上、下
・横町
・下寺町
・下本町
・長田町
・本町
・達磨町
・今町
・下新浜町
・新町
・通町等
□汎論
大野湊神社の創祀は古く、神亀四年(七二七)に猿田彦大神を祀ったのを創祀とするが、当時すでに神明社があり、傍らに勧請したといわれる。創祀の場所は佐良嶽の麓であったが、山の崩壊時にすべて失われ建長四年(一二五二)に寺中町の離宮八幡宮に遷った。
多くの祭神を祀り、境内社も多く認められるが、いずれも創祀時の祭神ではなさそうである。ミズハジョシン(罔象女神)を祀るのは、農耕水利に苦慮したためという。
慶長九年に創始された神事能は、現在も金沢能楽会関係者により五月十五日に奉納されている。
大野には、大野弁吉ゆかりの「からくり記念館」がある。
達磨町の山車は、岐阜県美濃市によく似た山車がある。

◆04451 からくり展示館
石川県金沢市

◆06113 卯辰神社祭
□社名 卯辰神社(天満宮)
□所在地 石川県金沢市東山(茶屋町)
□祭神
オオクニヌシノミコト 大國主命
スクナヒコナノミコト 少名彦名
配祀
 スガワラミチザネコウ 菅原道真公
□汎論
 金沢市街地の東南(卯辰)にある山なので卯辰山という。卯辰山にある豊国神社
(とよくにじんじゃ)は、石川県金沢市の卯辰山にある神社である。
 豊国神社は豊臣秀吉を祭神とし、加賀藩三代藩主前田利常が併祀される。元和二年(一六一六)に藩祖前田利家の遺志を奉じ、利常が卯辰山観音院に豊臣秀吉像を祀ったのに始まる。徳川幕府に憚かり、表向きは山王社と称した。
金沢藩政期には、歴代藩主が金沢の産土神として篤く敬い、祭礼は金沢の総祭として行われてきた。
 卯辰神社(天満宮)の社地は越後の上杉謙信が能登の七尾を攻めたとき陣を置いた場所といわれる。天満宮はもと名園で知られる兼六園の竹沢御殿に祀られていたものを遷したものである。「卯辰のてんじんさん」として親しまれてきたが、菅原道真は副神で主祭神が韜晦されている。
 愛宕神社は火伏せの神として祀られる。ともに卯辰山三社という。
 幕末の慶応三年(一八六七)に卯辰神社が建造された。付随協賛して、木町一番丁、木町二番丁、木町三、四番丁の山車が建造され曳行された。しかし、明治二十三年の火災で、二番丁の舟山車、木町三、四番丁の山車は罹災し、菊慈童の乗る木町一番丁山車のみが残された。いまは木町一番丁の山車も曳行休止状態にある。

●17202 七尾市
◆00042 青柏祭
□社名 大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)
□所在地 石川県七尾市山王町
□社名 印鑰神社(いんにゃくじんじゃ)
□所在地 石川県七尾市府中町
□祭神
オオヤマクイノカミ 大山咋神 
スサノオノミコト 素盞鳴尊 
イコホトノミコ 伊許保止命 ト
□祭神
イチキシマヒメノミコト 市杵嶋姫命 
□祭は四月上旬。
でかやまと呼ぶ巨大な山車三臺を曳く。
□山車(でかやま)
・府中
・鍛冶
・魚町
□汎論
 大地主神社は、創祀時山王社だったという。奈良時代、能登国の祭神として、近江国比叡山(滋賀県大津市)の東麓の日吉大社より分霊をうけて祀られたと伝える。
寛永十二年(一六三五)に町内(現在の鍛冶町)を現地に遷し、土地の産土神として、明治十五年(一八八二)に大地主神社となった。
印鑰神社。七尾に國府が設置されたのは、養老三年(七二〇)といい、社名は能登國衙の印璽と鍵にちなむ、戦乱を避け土中に埋められていたが、いつか所在がわからなくなっていたが文緑年中に地主の三輪藤兵衛が赤間田の土中より発見し、郡奉行の両川市左衛門に届け出た。慶長二年(一五九七)に大手町へ、寛永十六年(一六三九)には府中町と府中村の入会浜へと遷り、文政八年(一八二五)に現地に祀られた。
青柏祭はもともと「あおがしわまつり」とよび、音読みの「せいはくさい」とは言わなかったが、今は現地でも【せいはくさい】と呼ぶようになっている。時代の遷移だろう。
青柏祭は、大地主神社と印鑰神社の合同祭ともいえる。
府中、鍛冶のでかやまは大地主神社より、府中のでかやまは印鑰神社より曳きだす。
のとには七尾のほかにもでかやまを曳く地があったが、次第に姿を消し、今は七尾にのみ見られる。曳山の祖形は古代に海洋を航行した舟のかたちと推定される。

◆00534 石崎奉燈祭
石川県七尾市石崎

◆00862 曳山奉幣祭(チョンコ山祭)
石川県七尾市

◆01168 えびす祭
石川県七尾市石崎

◆01328 互一祭(きりこ祭)
石川県七尾市

◆02689 きりこ祭
石川県七尾市山王町

◆02690 気多本宮祭(ちゃんちき山車)
石川県七尾市所口町

◆02691 気多本宮祭(きりこ祭)
石川県七尾市所口町

◆03535 印輪神社祭
石川県七尾市

◆03540 能登祭歳時館
石川県七尾市府中町

◆06229 七尾山王町きりこ
石川県七尾市

●17203 小松市
◆00033 小松お旅祭
□社名
橋南
本折日吉紳社(山王社)
橋北
蒐橋神社(諏訪社)
石川県小松市
□祭は五月中旬。
□山車(曳山)
・京町
 寛政四年(一七九二)の建造。
彫刻は大正初期に同町出身の村上鉄堂により彫刻が付加された。
昭和三四年に京町生まれの吉田媒堂により見送りが加えられた。
・材木町
旧、虎図の板絵の裏側に文化一〇年(一八一三)の墨書がある。
天井画は九谷焼の名工で知られる粟生屋源右衛門。
・寺町
寛政年間の建造。
天井画は、北市屋平吉の雲形鳳凰図。
・西町
寛政二年(一七九〇)の建造。工匠は西町の藤山清九郎。
・大文字町
寛政年間の建造。那谷寺観音本殿を模したと云う。
・中町
寛政一〇年(一七九八)頃の建造と推定されている。
・八日町
二重屋根式山車(曳山)。
寛政年間の建造と推定され、那谷寺の鐘楼を模したといわれる。
・龍助町
明和三年(一七六六)の建造。龍の天井画は龍。昭和四〇年、松本佐吉。
・三日市町
山車を焼失したが、築山上で子供歌舞伎を演じることがある。
・松任町
安永六年(一七七七)に建造(寛政二年(一七九〇)説も)。昭和五年三月の火災に遭い焼失。
・東町
文化四年(一八〇七)の建造だったが、昭和七年一〇月の小松橋南大火で焼失した。
□汎論
 舞臺のある山車(曳山)八臺が曳かれ、当番長の山車上で子供歌舞伎が演じられる。
 小松市発展の沿革は、加賀藩三代目の前田利常が隠居して小松城に移ったさい、城内外の整備や、那谷寺の再興、小松天満宮、稲荷神社の造営などが相次ぎ、工事にかかわった多くの人達が本大手町、新大工町、本鍛冶町、新鍛冶町、塗師屋町、細工町などに移住して、町は次第に発展し栄えてきた。関連産業としてその後も絹織物、製茶、藺筵、瓦など改良奨励があったこともあって生産も伸び、小松は南加賀の経済の中心として発展してきた。小松で生産される加賀絹は、京都へ出荷され、蓄積された経済力と文化交流が、子供歌舞伎を育て、豪華な山車(曳山)建造の礎となった。
明和三年から幕末までのあいだに一〇基の曳山があったといわれるが、昭和初期の二度の大火によって松任町、東町の山車(曳山)が罹災し、現在八臺の保存と維持が行われている。那谷寺(なたでら)の建造にかかわった名工らの手になると伝えられる。
祭のあいだは、地元の人の三味線や浄瑠璃で1日数回、曳山の上で主に女の子による子供歌舞伎が上演されるのは珍しい。
藝題は、
鎌倉三代記三浦別れの段
奥州安達ヶ原
義経千本桜
狐忠信
御所桜堀川夜討ち
絵本太功記、十段目 尼ヶ崎之段
などを演じる。
□問い合わせ
小松市商工観光課
電話0761-22-4111

●17204 輪島市
◆00086 春日神社祭
石川県輪島市飯田町

◆00393 重蔵神社きりこ祭
石川県輪島市河井地区

◆00408 きりこ会館
石川県輪島市

◆00458 大沢祭
石川県輪島市大沢

◆01075 名舟大祭
石川県輪島市

◆01151 重蔵神社祭
□社名 重蔵神社(じゅうぞうじんじゃ)
□所在地 石川県輪島市河井町
□祭神
天之冬衣命
大國主命
配祀 
 天忍穗耳命
 天津日子根命
 天之菩卑能命
 活津日子根命
 熊野久須毘命
配祀
 多紀理姫命
 市杵嶋姫命
 田心姫命
配祀
 表筒男命
 中筒男命
 底筒男命
配祀
 建御名方神
 豐受大神
 事代主命
 大山咋神
□祭は四月下旬。
単層の山車を曳く。
□汎論
 重蔵神社は、式内社である鳳至比古神社、あるいは邊津比盗_社にあたるというが定説がない。重蔵はまた「へくら」と読むのが正しいとも言う。舳倉島(へくらしま)に祀る神を遷したともいう。重蔵権現、十蔵大権現、重蔵宮ともいい、古くは神仏混淆であった。宗像三女神、住吉三神が併祀されるが、宗像三神が先であろう。
重蔵神社の曳山は間口奥行きともにゆったりととった構造で、屋根は大型の神明造。街の悪霊を祓い福をもたらすという。

◆31272 御陣乗太鼓
石川県輪島市

◆32039 アエノコト
石川輪島市

◆02693 住吉神社きりこ祭
石川県輪島市海士町

◆02694 奥津比(古)神社きりこ祭
石川県輪島市鳳至地区

◆02695 輪島崎神社きりこ祭
石川県輪島市輪島崎町

◆02696 南志見住吉神社きりこ祭
石川県輪島市里町、他

◆02697 白山神社きりこ祭
石川輪島市名舟町

◆02698 白山神社きりこ祭
石川県輪島市東院内町

◆02699 日吉社きりこ祭
石川県輪島市大西山町

◆02700 春日神社きりこ祭
石川県輪島市町野町曽々木

◆02701 日吉神社きりこ祭
石川県輪島市町野町金蔵

◆02702 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市西院内町

◆02703 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市町野町佐野

◆02704 布戸神社きりこ祭
石川県輪島市町野町徳成

◆02705 石動神社きりこ祭
石川県輪島市町野町徳成谷内

◆02706 ト田神社きりこ祭
石川県輪島市町野町寺地

◆02707 瑞穂神社きりこ祭
石川県輪島市町野町川西

◆02708 諏訪神社きりこ祭
石川県輪島市渋田

◆02709 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市町野町南時国

◆02710 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市町野町大川

◆02711 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市町野町敷戸

◆02712 青木神社きりこ祭
石川県輪島市小西山町

◆02713 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市町野町井面

◆02714 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市町野町広江

◆02715 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市小田屋町

◆02716 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市町野町東大野

◆02717 日吉神社きりこ祭
石川県輪島市白米町

◆02718 出雲神社きりこ祭
石川県輪島市里町

◆02719 外神社きりこ祭
石川県輪島市三井寺仁行

◆02720 町野神社きりこ祭
石川県輪島市町野町粟蔵

◆02721 火宮神社きりこ祭
石川県輪島市町野町麦生野

◆02722 日吉神社きりこ祭
石川県輪島市町の町桶戸

◆02723 加志原神社きりこ祭
石川県輪島市町野町寺山

◆02724 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市町野町北円山

◆02725 鈴屋神社きりこ祭
石川県輪島市町野町鈴屋

◆02726 広田神社きりこ祭
石川県輪島市小伊勢町

◆02727 稲屋津神社きりこ祭
石川県輪島市稲屋町

◆02728 縄又神社きりこ祭
石川県輪島市縄又町

◆02729 石瀬比古神社きりこ祭
石川県輪島市町野町真久、東

◆2730 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市山本町

◆02731 下河合きりこ祭
石川県輪島市下黒川町

◆02732 白山神社きりこ祭
輪島市長井町

◆02733 白山神社きりこ祭
石川県輪島市房田町

◆02734 八幡神社きりこ祭
石川県輪島市山ノ上町

◆02735 きりこ
石川県輪島市仁行野田町(三井町)
きりこ
休止中

◆02736 きりこ
休止中)
石川県輪島市東山(南志見地区)
休止中

◆02737 きりこ
石川県輪島市見付朝日、他

◆02738 きりこ
石川県輪島市西時国(町野町)
休止中

◆02739 きりこ
石川県輪島市忍町
休止中

◆03685 曽々木大祭
石川県輪島市曽々木海岸

●17205 珠洲市
□山車
臺紋は「大」の文字を三組にした大文字。
・榮町
建造は平成四十一年。
二層式四輪内車。
下臺は緋幕でおおう
地縁、上臺柱、勾欄を黒の漆塗りとする。
・港町
建造は不明。
全体は吾妻町の山車と似ている。
上臺正面に白御幣が立てられる。
・南町
建造は昭和四十四年。
中臺勾欄は朱色、桁が四方の柱で止められて刎ねない。
大幕は他の組と異なり青色で、神社の定紋である右三巴紋がつく。
中臺正面鬼板には鳥衾が三つつく。
・南濱町
屋根 入母屋型 ニ層式
建造は昭和四十二年。
彫刻 那須与一、龍、鯉の滝登りなど。
特徴
下臺大幕には千鳥と波が描かれる。
臺紋は三組錨
建造は昭和四十二年
(順不同)
□汎論
 平安期、康治年間に若山神社が創祀された。大国主命(大己貴)を祭神とする。弘長元年(一二六一)に、桂原伊勢守秀行により、奈良の春日大社うおり分霊を受け若山神社に合祀した。現在祭神から大国主命(大己貴)が消え、アメノコヤネノミコト(天児屋根命)ほか五神が祭神となっている。社記によると、春日神社は旧若山郷七か村の総社として天児屋根命を祀られたのにはじまる。若山郷は、当初皇嘉門院の所領で、のちに九條家の荘園となって、政所として日野家が置かれた弘長元年(一二六一)に奈良春日大社より分祀を受け春日神社と改称されたとある。広大な社地がある。
 盛夏に能登で行われる祭は「おすずみ祭」という、山車上に巨大な燈籠人形を飾る燈籠山は、平成五年、八〇年ぶりに復活した。無形民俗文化財珥指定されている。春日神社は飯田にあり、祭は能登の各地に見られる「おすずみ祭」で夏越祭である。境内に国司をつとめた大伴家持の歌碑がある。
土地の飯田小唄には、

  ハァー春の飯田は春日の森よ よいとな
  苔の石段神楽太鼓に よいと よいと よいいとな
  花が散る いいだ いいだ よいとな

 木遣り唄は、

  ほーらん えーえ 恵比寿大黒 やーあーえー
  やーやっさかさ よいやなー
  恵比寿大黒 飯田の町の西と東の守り神 よーほいとこーなー
  そーらそーほい でーも あららどこいしょ よーほいとこ よーほいとなー
 はやしことばには、出雲、伯耆に共通する語彙が見られる。

 珠洲市は昭和二十九年(一九五四)に、宝立町、正院町、上戸村、直村、若山村、蛸島村、三崎村、西海村の二町六村が合併して珠洲市が発足した。
□参考
 高知県室戸市、窪川町などで行われる「土佐花臺」は、現在は見られないがかつては一本柱の上に巨大な作り物が上げられた。

◆00771 白山神社祭
石川県珠洲市真浦町

◆00775 能登諸橋山
石川県珠洲市能登諸橋

◆00804 白山神社祭
石川県珠洲市清水町

◆00808 大谷神社キリコ祭
石川県珠洲市大谷町

◆00833 高倉彦神社キリコ祭
石川県珠洲市蛸島

◆00918 片姫神社キリコ祭
石川県珠洲市三崎

◆01073 鮹島の早船狂言
石川県珠洲市
□祭は八月上旬。
□山車
きりこが出る。
□汎論
 蛸島のきりこは能登に多いきりこの中でもきわめて華美で、総漆塗、金具、彫刻と贅を尽くしたみごとなきりこが披露される。歴史は江戸時代中期ごろに始まると伝えられる。
 蛸島早船狂言(たこじまはやふねきょうげん)はこのきりこ祭で行われる狂言で、高倉彦神社の境内にある舞殿で
行われる。鮹島遊郭の遊女は美人ぞろいで評判だったが、ある船頭が湊の遊女に惚れこんで流連(いつづけ)し、一向に舟を出そうとしないので、呆れ果てた艫取が詰め寄って、ついに船頭に出港を決心させるというもの。船頭と艫取のあいだで行われる軽妙な掛け合いが見ものである。石川県の指定文化財となっている。

◆01165 春日神社祭
石川県珠洲市飯田町
春日神社
□祭神
アメノコヤネノミコト 天児屋根命
タケミカヅチノミコト 武甕槌命
フツヌシノミコト 経津主命
ヒメオオカミ 比売大神
ワカミヤオオカミ 若宮大神
イチヒメオオカミ 市姫大神
境内社(末社)
愛宕神社
カグツチノミコト 迦具槌命
□祭は、
七月下旬、おすずみ祭(燈籠山祭)
九月下旬、秋祭
燈籠山、山車を曳く。
□汎論
平安期、康治年間に若山神社が創祀された。大国主命(大己貴)を祭神とする。
弘長元年(一二六一)に、桂原伊勢守秀行により、奈良の春日大社うおり分霊を受け若山神社に合祀した。現在祭神から大国主命(大己貴)が消え、アメノコヤネノミコト(天児屋根命)ほか五神が祭神となっている。
社記によると、春日神社は旧若山郷七か村の総社として天児屋根命を祀られたのにはじまる。
若山郷は、当初皇嘉門院の所領で、のちに九條家の荘園となって、政所として日野家が置かれた
弘長元年(一二六一)に奈良春日大社より分祀を受け春日神社と改称されたとある。
広大な社地がある。
盛夏に能登で行われる祭は「おすずみ祭」といい、羽咋市などでも行われる。
山車上に巨大な燈籠人形を飾る燈籠山は、平成五年、八〇年ぶりに復活した。無形民俗文化財珥指定されている。
□問い合わせ
春日神社
石川県珠洲市飯田町一七−五〇
電話 0768-82-0130
珠洲市商工観光課
電話 0768-82-2222

◆01598 春日神社祭
石川県珠洲市馬緤町

◆01194 大日霊神社キリコ祭
石川県珠洲市宝立馬渡

◆01199 久度神社キリコ祭
石川県珠洲市岩坂町

◆01250 中山神社キリコ祭
石川県珠洲市大谷中谷内

◆01274 日吉神社祭
石川県珠洲市高屋町

◆01419 七夕祭
石川県珠洲市蛸島

◆01454 盆キリコ
石川県珠洲市若山町火宮

◆01459 宿神社キリコ祭
石川県珠洲市春日

◆01577 白山神社キリコ祭
石川県珠洲市三崎町雲津

◆01598 春日神社祭
石川県珠洲市飯田

◆01600 盆キリコ
石川県珠洲市若山町中田

◆01607 日吉神社祭
石川県珠洲市仁江町

◆01710 北嶋荒御前神社祭
石川県珠洲市長橋町

◆01771 八幡神社祭
石川県珠洲市笹波町

◆02036 アエノコト
石川県珠洲市

◆02884 七夕祭
石川県珠洲市宝立

◆03703 鵜島曳山祭
石川県珠洲市鵜島

◆03704 寺家キリコ祭
石川県珠洲市寺家

◆03705 上戸曳山祭
石川県珠洲市上戸

◆03706 川尻曳山祭
石川県珠洲市正院川尻

◆0707 立七夕キリコ祭
石川県珠洲市宝立

◆03961 長浜八幡神社祭
石川県珠洲市正院町川尻

◆03962 住吉神社他四社祭
石川県珠洲市宝立町鵜島

◆04038 上戸気田神社祭
石川県珠洲市上戸町

◆04039 須受八幡神社祭
□社名 須受八幡神社
□所在地 川県珠洲市正院町正院
□祭は九月中旬。
きりこ、太鼓山車が出る。
□汎論
きりこは八−十基程でる。大町通りではシャンガとよぶ奴振りが行われる。

●17206 加賀市
◆00798 ぐず焼祭
石川県加賀市動橋町(いぶりはしちょう)
振橋神社
□祭は八月下旬。
□山車
ぐずの担ぎ物
□汎論
 ぐずとよぶ大きな魚のつくりものを曳き、神社で焼く。ぐずは伝説上の怪魚で、田畑を荒らして里人を悩ませたが、通りがかりの高僧がこのことを聞き、法力でぐずを封じ、ついに屈したぐずを焼き払って人々の難儀を救ったという。
 祭にはおよそ一〇メートルもある張子のぐずがつくられ、威勢のいい若者たちに担がれて、町中を暴れまわるが、最後には力尽きて、神社で焼かれる神事。
 昭和三年に故事をもとにはじまり、現在は三匹のぐずがつくられている。

◆00847 加賀神明宮祭
石川県加賀市大聖寺

◆00861 動橋つくりもん
石川県加賀市動橋

●17207 羽咋市
◆00875 おすずみ祭
石川県羽咋市

◆03559 羽咋
石川県羽咋市飯山
曳かれない

●17208 松任市
◆22271 加賀の松囃子
石川県松任市

◆00780 金剣宮祭
石川県松任市

◆00788 松任若宮祭
石川県松任市

◆00792 入船祭
石川県松任市

◆03537 蛭子神社祭
石川県松任市相川新町

●17301 山中町

●17321 根上町

●17322 寺井町

●17323 辰口町

●17324 川北町

●17342 白山市(旧美川町)
◆00017 おかえり祭
石川県白山市(旧美川町)

◆03538 美川町文化会館
石川県白山市(旧美川町)字中町
□問い合わせ
電話 0762-78-6677

◆06114 石川ルーツ交流館
石川県白山市(旧美川町)

●17343 白山市(旧鶴来町)
00727 ほうらい祭
石川県白山市(旧鶴来町)

◆02062 でくまわし
石川県白山市(旧鶴来町)深瀬新町

◆02760 金剣宮祭
石川県白山市(旧鶴来町)

●17344 野々市町
◆00926 野々市の秋祭
石川県野々市町

●17345 河内村

●17346 吉野谷村

●17347 鳥越村

●17348 白山市(旧尾口村)
◆00929 でくまわし
石川県白山市(旧尾口村)

●17349 白峰村

●17361 津幡町

●17362 高松町

●17363 七塚町

●17364 宇ノ気町

●17365 内灘町

●17382 志賀町(旧富来町)
◆00172 富部神社大祭
石川県志賀町(旧富来町)

◆00773 日枝神社祭
石川県志賀町(旧富来町)草木

◆00868 汐見神社祭
石川県志賀町(旧富来町)相神

◆00869 少名彦名神社祭
石川県志賀町(旧富来町)酒見

◆00870 度会社祭
石川県志賀町(旧富来町)千浦

◆01262 松尾神社祭
石川県志賀町(旧富来町)松尾

◆01485 八朔祭
(東増穂、稗造)
石川県志賀町(旧富来町)東増穂、稗造地区

◆01602 塩見神社祭
石川県志賀町(旧富来町)相神

◆03539 高爪神社祭
石川県富来町大福寺

◆03541 富来町ふるさと文化センター
石川県志賀町(旧富来町)里本江
□問い合わせ
電話 0767ー42-0975

◆03544 富来くじり祭
石川県志賀町(旧富来町)居

◆03545 建部神社祭
石川県志賀町(旧富来町)地頭町

◆03546 住吉神社祭
石川県志賀町(旧富来町)領家

◆03547 美多気神社祭
石川県志賀町(旧富来町)高田

◆03548 七海神社祭
石川県志賀町(旧富来町)七海

◆03549 諸岡比古神社祭
石川県志賀町(旧富来町)東小室

◆03550 日詰神社祭
石川県志賀町(旧富来町)貝田

◆03551 太田神社祭
石川県志賀町(旧富来町)大西

◆03552 諏訪神社祭
石川県志賀町(旧富来町)田中

◆03553 菅原神社祭
石川県志賀町(旧富来町)和田

◆03554 富木八幡神社祭
石川県志賀町(旧富来町)八幡

◆03555 若宮八幡神社祭
石川県志賀町(旧富来町)給分

◆03556 塩竃神社祭
石川県志賀町(旧富来町)中浜

◆04041 松ヶ下神社祭
石川県志賀町(旧富来町)風戸

◆04042 西海神社祭
石川県志賀町(旧富来町)風無

◆04089 稲倉神社祭
石川県志賀町(旧富来町)鵜野屋

◆04090 大山祗神社祭
石川県志賀町(旧富来町)尊保

◆04091 木船神社祭
石川県志賀町(旧富来町)三明

◆04092 菅原神社祭
石川県志賀町(旧富来町)赤崎

◆04093 白山神社祭
石川県志賀町(旧富来町)鹿頭

◆04094 藤懸神社祭
石川県志賀町(旧富来町)笹波

◆04095 猿田彦神社祭
石川県志賀町(旧富来町)福浦港

◆04096 熊野神社祭
石川県志賀町(旧富来町)谷神

◆04097 大原神社祭
石川県志賀町(旧富来町)中畠

◆04098 白山神社祭
石川県志賀町(旧富来町)日下田

◆04099 白髭神社祭
石川県志賀町(旧富来町)地保

◆04100 少名彦名神社祭
石川県志賀町(旧富来町)今田

◆04101 三像神社祭
石川県志賀町(旧富来町)阿川

◆04102 八幡神社枠旗祭
石川県志賀町(旧富来町)八幡
休止

◆04103 枠旗祭
石川県志賀町(旧富来町)笹波
休止

◆04104 高爪神社枠旗祭
石川県志賀町(旧富来町)大福寺
休止

◆06030 住吉神社祭
石川県志賀町(旧富来町)

◆06031 度会社祭
石川県志賀町(旧富来町)

●17383 志雄町

●17384 志賀町
◆03562 百沼比古神社祭
石川県志賀町百浦

●17385 押水町

●17401 田鶴浜町
◆00866 住吉大祭
石川県田鶴浜町

◆04105 白比古神社祭
石川県田鶴浜町白浜、深見

◆04106 気比古神社祭
石川県田鶴浜町吉田
休止

●17402 鳥屋町
◆02772 鳥屋
曳かない
石川県鳥屋町 ? ?

◆03543 ふるさと創修館
石川県鳥屋町一青
□問い合わせ
電話 0767-74-1234

●17403 七尾市(旧中島町)
◆00130 お熊甲祭
□社名 久麻加夫都阿良加志比古神社(くまかぶとあらかしひこじんじゃ)
通称を熊甲神社という。
□所在地 石川県七尾市(旧中島町)
□祭神
アラカシジコノカミ 阿良加志比古神
ツヌガアラシトノカミ 都奴加阿良斯止神
□汎論
 お熊甲祭の枠旗 一本柱山車
 久麻加夫都阿良加志比古神社は延喜式神名帳、能登國に記載される古社。
ツヌガアラカシノカミ(都奴加阿良斯止神)は四世紀から六世紀に栄えた朝鮮の王族で、『日本書紀』「垂仁紀」二年条の分註に記述があり、ツヌガアラカシノカミ(都奴加阿良斯止神)はその国の王子だとされ、日本に渡来し福井県の敦賀に上陸した。敦賀の地名はツヌガ(都奴加)が訛ったものとされる。
 神社には平安時代作と考証されるクマカブトアラカシヒコノカミ(久麻加夫都阿良加志比古神)神像が保存され、国の重要文化財に指定されている。
 祭には枠旗(わくばた)がでる。枠旗というのは枠台の上に立てた一本柱に旗が取り付けられたもののことで、各地から御輿や枠旗が加茂原に集集結して豪壮な「お廻り神事」を展開する。

◆01284 お熊甲展示館
石川県中島町横田
□問い合わせ
電話 0767-66-2200

◆02774 八幡神社祭
石川県中島町浜田

◆02776 日吉神社祭
石川県中島町六保

◆02777 唐島神社祭
石川県中島町塩津

◆03560 新宮納涼祭
石川県中島町藤瀬

◆04107 枠旗祭
石川県中島町藤瀬

◆04108 唐島神社枠旗祭
石川県中島町塩津

◆04109 日吉神社枠旗祭
石川県中島町豊田

◆04110 笠忍比盗_社枠旗祭
石川県中島町笠師

●17404 鹿島町
◆03557 鹿島
石川県鹿島町
山車はほとんど曳かれない。

●17405 能登島町
◆00928 向田の火祭
石川県能登島町

◆03561 伊夜比神社祭
石川県能登島町

◆04111 枠旗
石川県能登島町島別所

◆04112 枠旗
石川県能登島町無関

◆04113 柴山神社枠旗祭
石川県能登島町閨(ねや)

◆04114 枠旗
石川県能登島町曲

◆04115 枠旗祭
石川県志賀町
休止

●17406 鹿西町
◆02778 鹿西
石川県鹿西町
□汎論
ほとんど曳かない

◆20036 伊須流伎比古神社の築山神事
□社名 伊須流伎比古神社(いするぎひこじんじゃ)
□所在地 石川県鹿島郡中能登町
□祭神
イスルギヒコノカミ 伊須流伎比古神
□汎論
 そのむかし能登の石動山に星が落ち、星は三つに割れ、二つは天に還り、ひとつはこの地にとどまって磐となったといい、世に異変があると鳴動するので、石動山(せきどうざん)と呼ぶようになったという。麓に里宮である伊須流伎比古神社、山頂に奥宮がある古代祭祀の遺跡であり、神南備山であろう。伊須流伎比古神社の創祀は、越中立山、加賀白山を開山したとされる泰澄大師で、佛教と褶合して虚空蔵菩薩をイスルギヒコノカミ(伊須流伎比古神)にあてている。この伊須流伎比古神社にかつて築山神事が行われていたが、富山県小矢部市に、能登の石動山から伊須流伎比古の神霊の分祀を受けて祀られた。一時期小矢部の伊須流伎比古神社でも築山神事を行っていたがいつの間にか行われなくなったという。

●17421 穴水町
◆00872 穴水大町
石川穴水大町

◆00873 穴水川島
石川県穴水川島

◆01654 白山神社祭
石川県穴水町甲黒崎

◆03605 沖波大漁祭
石川県穴水町沖波

◆03606 前波曵山祭
石川県穴水町前波

◆04116 穴水町曽良
石川県穴水町曽良

◆04117 白雉神社祭
石川県穴水町明千寺

◆04118 神杉神社祭
石川県穴水町仲居

◆04119 諏訪神社祭
石川県穴水町沖波

◆04120 若宮八幡神社祭
石川県穴水町宇加川

◆04121 大宮神社祭
石川県穴水町大町

◆04122 白山神社祭
石川県穴水町川島

◆04123 稲荷神社祭
石川県穴水町前波

◆04124 奈古司神社祭
石川県穴水町岩車

◆04125 キリコ祭
石川県穴水町桂谷

●17422 門前町
◆00213 天領祭(若宮八幡神社祭)
石川県輪島市(旧門前町)黒島町

◆000401 山王祭
石川県門前町

◆00716 小山神社祭
石川県門前町小山

◆31071 アマメハギ
石川県門前町

◆01484 皆月山王祭
石川県門前町皆月

◆32037 アエノコト
石川県門前町

◆03542 門前町天領北前船資料館
石川県門前町黒島町
□問い合わせ
電話 0768-43-1193

◆04126 諸岡比古神社祭
石川県門前町道下

◆04127 神明社祭
石川県門前町五十洲

◆04128 日吉神社祭
石川県門前町皆月

◆04129 定広神社祭
石川県門前町定広

◆04130 石倉八幡神社
石川県門前町馬場

◆04131 劔地八幡神社祭
石川県門前町劔地

◆04132 椎木神社祭
石川県門前町椎木

◆04133 松尾、仁岸神社祭
石川県門前町馬渡、久川

◆04134 大蔵神社祭
石川県門前町池田、南

◆04135 門前町上代
石川県門前町上代
休止

◆04136 門前町黒岩
石川県門前町黒岩
休止

◆04137 門前町渡瀬
石川県門前町渡瀬
休止

◆04138 門前町入山
石川県門前町入山
休止

◆04139 門前町飯川谷
石川県門前町飯川谷
休止

◆04140 門前町北浦
石川県門前町北浦
休止

◆04141 門前町滝町
石川県門前町滝町
休止

◆04142 門前町溝沢
石川県門前町溝沢
休止

◆04143 門前町切挟
石川県門前町切挟
休止

◆04144 門前町木原月
石川県門前町木原月
休止

◆04145 門前町大釜
石川県門前町大釜
休止

◆04146 門前町神明
石川県門前町神明
休止

◆04147 門前町原
石川県門前町原
休止

◆04148 門前町大泊
石川県門前町大泊
休止

◆04149 門前町腰細
石川県門前町腰細
休止

◆04150 門前町赤神
石川県門前町赤神
休止

◆04151 門前町北川
石川県門前町北川
休止

◆04152 門前町千代
石川県門前町千代
休止

◆04153 門前町是清
石川県門前町是清
休止

◆04154 門前町山是清
石川県門前町山是清
休止

◆04155 門前町中田
石川県門前町中田
休止

◆02749 門前町天領北前船資料館
石川県門前町

◆06032 神明社祭
石川県門前町

◆06033 諸岡比古神社祭
石川県門前町

●17423 能登町
◆00443 宇出津曳山祭
□社名
酒垂神社
白山神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町宇出津
□祭は四月下旬。
曳山二臺を曳く。
□汎論
 能登町宇出津(うしつ)の曳山は七尾の青柏祭で曳かれる「でか山」をすこし小ぶりにした形態で、左側面を舞臺に見立てて人形を飾り、多くの子供らが乗り込む。基本構造は同じと考えてよい。宵山、朝山、本山の三回、木遣り唄に合わせて曳き、交差点での方向変換には、巨臺が「角廻しの木遣り」によりみごとに向きを変える。

◆01072 宇出津キリコ祭
石川県能登町宇出津

◆01114 諏訪神社祭
石川県能都町姫

◆01608 高倉神社祭
石川県能都町真脇

◆02038 アエノコト
石川県能都町

◆03569 あばれ祭
石川県能都町宇出津

◆03754 にわか祭
石川県能都町鵜川

◆04156 八王子神社祭
石川県能都町小浦

◆04157 神目神社祭
石川県能都町藤波

◆04158 八幡神社
石川県能都町羽根

◆04159 日吉神社祭
石川県能都町曽又

◆04160 鶴町神社祭
石川県能都町鶴町

◆04161 日吉神社祭
石川県能都町矢波

◆04162 宇加塚神社祭
石川県能都町宇加塚

◆04163 大原神社祭
石川県能都町猪平

◆04164 火宮、姫瀧神社祭
石川県能都町藤ノ瀬

◆04165 木住神社祭
石川県能都町山田木住

◆04166 日出森神社祭
石川県能都町瑞穂八ノ田

◆04167 山田郷神社祭
石川県能都町山田三田

◆04168 日吉神社祭
石川県能都町柿生新道

◆04169 火宮神社祭
石川県能都町波並

◆04170 今蔵神社祭
石川県能都町瑞穂町

◆04171 海瀬神社祭
石川県能都町鵜川

◆04172 御嶽神社祭
石川県能都町平体

◆04173 南宮神社祭
石川県能都町源平

◆04174 稲荷神社祭
石川県能都町倉

◆04175 八幡神社祭
石川県能都町本木

◆04176 日吉神社祭

 

 

 


石川県能都町小垣

◆04177 白山神社祭
石川県能都町七見

◆04178 稲荷神社祭
石川県能都町瑞穂西安寺

◆04179 白山神社祭
石川県能都町武連

◆04180 白山神社祭
石川県能都町宮地

◆04181 神明宮祭
石川県能都町柿生吉谷

◆04182 大峰神社祭
石川県能都町瑞穂院内

●17424 柳田村
◆01076 アエノコト
石川県柳田村

◆03220 柳田大祭
石川県柳田村

◆03577 ござれ祭
石川県柳田村植物公園

◆04183 羽黒神社祭
□社名 羽黒神社
□所在地 石川県鳳至郡能登町(旧柳田村)合鹿小木ノ又
□祭神
ウカノミタマノミコト 倉稲魂命
イザナギノミコト 伊弉諾尊
イザナミノミコト 伊弉冉尊
□祭は七月上旬。  
□山車
山車の形態(呼称)は、きりこ。
□汎論
 羽黒神社の創祀は不明。古くは羽黒山、羽黒権現などとよばれていたとの伝承がある。出羽羽黒山(山形県)の修験道の影響下にあったことが伺われる。享禄四年(一五三一)銘の随神像が伝わり、柳田村の指定文化財となっている。

◆04184 日枝神社祭
石川県柳田村笹川

◆04185 伊須留岐神社祭
□社名 伊須留岐神社(いするぎじんじゃ)
□所在地 石川県能登町(旧柳田村)合鹿
□祭神
□祭は七月中旬。  
□山車
山車の形態(呼称)は、きりこ。
□汎論
 伊須留岐神社(いするぎじんじゃ)は、おなじ石川県鹿島郡中能登町石動山子乙に、延喜式神名帳に記載される【伊須留岐比古神社】がある。祭神は、イスルギヒコノカミ(伊須留岐比古神)、イザナギノミコト(伊弉諾尊)である。能登町の伊須留岐神社の祭神が不明であるが、おそらくイスルギヒコノカミであろう。他の土地ではお目にかかることがない古い神で、おそらく土地神であろう。
 「伊須留岐・いするぎ」は「石動・いするぎ」の意とされる。ものをゆりうごかすことを「ゆする、ゆすり」というが、「自ら石が動く」、自動詞ということになろうか。富山県小矢部市は倶利伽羅峠(くりからとうげ)を東に下ったところにある市であるが、古くは「いするぎ」とよんでいた。石川県加賀市には「動橋・いぶりはし」がある。ともに難読名称である。
 
◆04186 八幡神社祭
石川県柳田村北河内

◆04187 岩田神社祭
石川県柳田村合鹿多々羅

◆04188 白山神社祭
石川県柳田村十郎原東谷

◆04189 豊受神社祭
石川県柳田村上町中又、立ヶ谷内

◆04190 天坂神社祭
石川県柳田村天坂

◆04191 菅原神社祭
石川県柳田村上町

◆04192 日吉神社祭
石川県柳田村寺分

◆04193 日吉神社祭
石川県柳田村五郎左衛門分

◆04194 諏訪神社祭
□社名 諏訪神社
□所在地 石川県能登町(旧柳田村)姫
□祭神
□祭は七月下旬。  
□山車
山車の形態(呼称)は、袖きりこ。
舁棒の中央に高く奉燈をたてる定型のきりことは様相を変え、前後に長く不定形の行燈状の袖きりこが乗る。
□汎論
 諏訪神社の祭礼は、地元では【どいやさ祭】とよぶ。 袖きりこは六基あり、囃子にあわせて船揚場の波打ち際まで練り、そのうち三基は【二本のつんぼ(積棒)を袖キリコの基臺差し舟にのせる。明かりを入れた袖きりこを乗せた舟が湾内を巡行すると明かりが海に映え。花火が打ち上げられて更に色を添え幻想的な人色彩がゆらゆらと海上にうきあがる。袖きりこは平面的な絵の後背に色紙が張られ立体感を出している。

◆04195 八幡神社祭
石川県柳田村中斉

◆04196 日吉神社祭
石川県柳田村当目兜地、蓮華坊

◆04197 岩井戸神社祭
□社名 岩井戸神社
□所在地 石川県能登町(旧柳田村)当目
□祭神
□祭は八月中旬。  
□山車
山車の形態(呼称)は、きりこ。
□汎論
 一般的に神社は道路より高いところに祀られるが、岩井戸神社は、道路から下った川畔にある神社。このような例は上州・上野國(富岡市)一ノ宮の貫前神社(ぬきさきじんじゃ)にもみられ、参道を下った低地に社殿がある。岩井戸神社は、鬼の伝説で知られる。日本海は島根県松枝市の宍道湖、京都府宮津市の天ノ橋立、福井県の敦賀湾、新潟県の信濃川河口、秋田県の八郎潟など北上する対馬海流と、河川から運ばれた流砂が長い時間をかけてつくった砂嘴状となって独特の景観をつくりだし、美観を呈していることはよく知られる。このような土地はしばしば、古代には渡来人たちの上陸地となったと考えられる。古代には、意志を持って、あるときには意思に反して漂着する来訪者がしばしばあったと考えられ、玄海の沖津島、隠岐、丹後半島、能登半島、佐渡島などにも伝承がある。
 日本海沿岸地方は美女が多いことがよく知られるが、古代の白人系来訪者の地を引いているのかもしれない。邪馬臺國の女王卑弥呼は、シャーマンで絶世の美女の印象が強い。邪馬臺國の人気が衰えない理由のかげには、卑弥呼と言う美女の魅力がありそうである。
丹後のトヨウケヒメは長身、金髪、色白の美女だったといわれ、あるときは羽衣伝説の天女にもたとえられ、伊勢神宮の外宮の祭神になっている。一方、赤ら顔の酒呑童子は赤鬼ともたとえられる。嘘かまことか? シュテント・ドッジというゲルマン系の人物だったと言うまことしやかかな珍説まである。秋田県の【なまはげ】も鬼を連想させる来訪神である。
 サルタヒコノミコト(猿田彦命)は天狗さんのモデルだとも言われるが、上背があり、高い鼻、赤ら顔のイメージはアングロサクソンを髣髴せしめる。女性に比べるとどうも男性は歩が悪い? しかし、陰の声があって、酒呑童子も、猿鬼もじつに魁偉な好漢で、丹後や能登の女性が「きゃあ」とさわいで地元の男性を見向きもしなくなったので、嫉妬に狂ったおとこどもが追い詰めて殺してしまったのだともいう。
 能登町岩井戸神社のちかくにはかつて、海にまで至るという洞窟があり。ここに、むかし【猿鬼・さるおに】という鬼が住んでいたという伝説がある。古代の渡来人を連想させる。

◆04198 熊野神社祭
石川県柳田村大箱

◆04199 火宮神社祭
□社名 火宮神社(ひのみやじんじゃ)
□所在地 石川県能登町(旧柳田村)神和住
□祭神 
カグツチノカミ 加具土神
□祭  
□山車
山車の形態(呼称)は、きりこ。
□汎論
 火宮神社の創祀は不明。能登半島にはカグツチノカミ(加具土神)を祭神とする神社がしばしば見られる。その理由については不明ながら、日枝神社(山王宮)に関連があり、さらに背後に【日氏】の存在が伺われる。
 平安の都に始まる【京文化】には、根底に【加賀文化】が息づき、【加賀文化】のルーツは【能登】にあり、さらに能登は、古代には海外からの渡来人の玄関口であった。
 日本の中央に当たる能登半島は卍のハーケンが北を向き、房総半島は南を向く反相似形であり、その文化の成り立ちは海から開けたことも共通し、よく似ている。

◆04200 日桂神社祭
川県柳田村十郎原西谷

◆04201 白山神社祭
石川県柳田村柳田

◆04202 火宮神社祭
石川県柳村国光

◆04203 八王子神社祭
石川県柳田村長尾

◆04204 五十里神社祭
石川県柳田村五十里

◆04205 熊野神社祭
石川県柳田村小間生

◆04206 八王子神社祭
石川県柳田村鈴ヶ峰神社祭

◆04207 住吉神社祭
石川県柳田村鴨川

◆04208 八幡神社神社祭
石川県柳田村当目極楽寺

◆04209 白山神社祭
石川県柳田村黒川

◆04210 日枝神社祭
石川県柳田村久田

◆04211 玉津嶋神社祭
石川県柳田村桐畑

●17441 能登町(旧内浦町)
◆00255 内浦小木伴旗祭
石川県能登町(旧内浦町)小木
□祭は五月上旬。
□汎論
 伴旗祭(ともばたまつり)は豊漁と航海安全を祈願する春の祭。高さ十一間(約二〇メートル)ほどの白い伴旗を立てた一〇隻の伴旗船が小木港内と九十九湾を巡る。
石川県七尾市(旧中島町)の秋祭であるお熊甲祭(おくまかぶとまつり)には、枠旗とよぶ赤いおおきな幟旗がでる。

◆00297 能登正院祭
石川県能登町(旧内浦町)正院

◆00490 あらめはぎ
石川県能登町(旧内浦町)秋吉

◆00927 小木の伴旗祭
□社名 御船神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)小木(九十九湾)
□祭は五月上旬。
□汎論
 能登半島には「伴旗(ともばた)」がでるところが数箇所あり、海上渡御、陸上渡御に二大別される。小木の九十九湾内では海上渡御される。高い柱に白い枠旗がつく舟は一〇数隻でる。
先導は、みこしが載る舟で「神童如昇龍」とかかれた幟がたてられ、このあとに伴舟が一列になってつづく。豊漁を願う海の祭で、御舟祭の別名がある。
 町内の石仏山は古代の祭祀遺跡で、いわゆる神南備山・御神体山であり、社殿はなく山腹に巨石が祀られている。潔界山、結界山と言い、いまでも女人禁制の霊山となっていて、女子は十四歳に達すると山に登れない。祭は男性のみで行われる。
 七尾市(旧中島町)では陸上渡御があり、高い柱に赤い幟(枠旗)をつけ大勢の若者たちが柱を水平にちかく倒したり引き起こしたりする妙技が披露される。

◆01732 松波ぼんころ祭
石川能登町(旧内浦町)松波

◆01751 恋路火祭
石川県能登町(旧内浦町)

◆02303 白山、剱神社祭
石川県能登町(旧内浦町)布浦

◆02748 菅原神社祭
石川県能登町(旧内浦町)

◆03632 小木袖キリコ
石川県能登町(旧内浦町)小木

◆03633 白丸曳山祭
石川県能登町(旧内浦町)白丸

◆03891 勝尾神社祭
□社名 勝尾神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)時長
□祭神
□祭は九月上旬。  
□山車
山車の形態(呼称)は、きりこ。
□汎論

◆03892 熊野神社祭
石川県能登町(旧内浦町)市之瀬

◆04087 日吉神社祭
石川県能登町(旧内浦町)不動寺

◆04088 熊野神社祭
石川県能登町(旧内浦町)山中万泉寺

◆06036 松波神社祭
□社名 松波神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)松波
□祭神
□祭は七月下旬。  
□山車
山車の形態(呼称)はきりこ。
・港町組きりこ
・御坊町組きりこ
・中組町きりこ
・八幡町きりこ
・上出町きりこ
・第一元組きりこ
・第二元組きりこ
・平尻町組きりこ
・鍛冶町きりこ
(順不同)
□汎論
 松波神社の創祀は不明。内浦町(現能登町)に松波氏が興たのは、能登畠山家三代にあたる畠山義統のとき、文明二年(一四七〇)、松波の高台に能登府中北門の鎮台となる【飛鶴臺】の築城に着手したのにはじまり、城は文明六年に竣工したとされる。松波神社は、松波氏により創祀された内浦の鎮守だったと推定される。松波氏の支配は、天正五年(一五七七)の越後の上杉謙信の能登侵攻により落城するまで約一〇〇年余り続いた。
 きりこには赤い枠旗状の幡が付属する。
 九月中旬には秋祭・松波ぼんころ祭が行われ【ぼんころ山】とよばれる山車が二臺曳かれる。
□参考
次を参考にさせていただきました。 
・松波人形きりこー組 能登半島 灯祭り
 http://www16.plala.or.jp/nagalaxy1/yahatamati-utiura.html
・松波人形キリコ祭り(能登町内浦)
 http://kimassi.net/notomaturi/matunami.html
□典拠
・松波と畠山家 松波城址保存会
・松波城戦記
・石川県大百科事典 北國新聞社
・加能郷土辞彙 日置謙編・北國新聞社

◆01732 松波ぼんころ祭
□社名 松波神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)松波
□祭神
□祭は九月中旬。  
□山車
山車の形態(呼称)はぼんころ山。
・松波地区
本座人形は恵比寿
・松波地区
本座人形は高砂
(順不同)
□汎論

◆04214 白山神社祭
□社名 白山神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)松波
□祭神
ククリヒメノミコト 菊理姫命
□祭は 七月下旬。  
□山車
山車の形態(呼称)は、きりこ。
□汎論

◆04215 白山神社祭
石川県能登町(旧内浦町)恋路

◆04216 松尾神社祭
□社名 松尾神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)河ヶ谷
□祭神
□祭は七月下旬。  
□山車
山車の形態(呼称)は、きりこ。
□汎論

◆04217 八王子神社祭
石川県能登町(旧内浦町)宮犬

◆04218 白山神社祭
石川県能登町(旧内浦町)滝之坊

◆04219 白山神社祭
石川県能登町(旧内浦町)国重

◆04220 清水寺祭
石川県能登町(旧内浦町)秋吉

◆04221 山口神社祭
□社名 山口神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)
□祭神
ヤマトヒメノミコト 倭姫命
トヨクムヌノミコト 豊斟淳命
カグツチノミコト 迦具土命
オオミヤメノミコト 大宮賣命
ウカノミタマノミコト 倉稲魂命
サルタヒコノミコト 猿田彦命
□祭は八月中旬。  
□山車
山車の形態(呼称)は、きりこ。
□汎論
 山口神社の創祀は不明。現社号になるまでに、稲荷神社、火宮神社、蘭波神社、吉延神社、八幡神社などがあり、それぞれ合祀されるに至ったと伝わるが、八幡神(應神天皇)など、該当する祭神名の表記がないものがある。
□典拠(山車文献資料) 
・内浦町史
□参考
次を参考にさせていただきました。
・山口 旧内浦町 能登町 鳳珠郡 石川県 北陸 きりこ 祭
 http://www16.plala.or.jp/nagalaxy1/yamaguti.html

◆04222 平野、八王子神社祭
石川県能登町(旧内浦町)駒渡、田代

◆4223 親神社祭
石川県能登町(旧内浦町)清真

◆04224 内浦町越坂
石川県能登町(旧内浦町)越坂

◆04225 御船神社祭
□社名 御船神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)
□祭神
□祭は五月上旬。  
□山車
山車の形態(呼称)は、御舟、枠旗
御神輿を載せた神舟、お供の伴舟数十隻が九十九湾内を海上渡御し、海上安全、と豊漁を祈る。
□汎論
 御船神社の春祭として齋行される。西方から神が舟に乗って当地にいたり発展の基礎をつくったと伝わる。

◆04226 八幡神社祭
石川県能登町(旧内浦町)長尾

◆04227 少那彦名神社祭
石川県能登町(旧内浦町)新保

◆04228 内浦町白丸
石川県能登町(旧内浦町)白丸

◆04229 内浦町行延
石川県能登町(旧内浦町)行延
休止

◆04230 内浦町十八東
石川県能登町(旧内浦町)十八東
休止

◆04231 内浦町九ノ里
石川県能登町(旧内浦町)九ノ里
休止

◆06037 菅原神社祭
石川県能登町(旧内浦町)

◆02685 日ノ本神社
□社名 日之本神社
□所在地 石川県鳳珠郡能登町(旧内浦町)上
□祭神
スカオシヒメノミコト 須迦於志姫命
カグツチノミコト 迦具土命
□祭は  
□山車
山車はない。
□汎論
 日ノ本神社の創祀は不明。祭神、スカオシヒメノミコト(須迦於志姫命)も不明の神。もしこの名称の神を祀る神社があればご教示いただけるとありがたい。社号【日ノ本神社】は古代の【日氏】に累索できそうなので記載しておく。

◆03761 石佛山遺跡
□名称 石佛山遺跡
□所在地 石川県能登町(旧内浦町)柿生地区  
□祭神
オオナムチノミコト 大己貴命
□祭は
□山車
山車の形態(呼称)は山上祭祀址の巨石。
□汎論
 石佛山遺跡は、古代の山上祭祀の遺跡で、石佛山の中腹に祀られる高さおよそ二・七ー三・〇メートルの立柱石で、太さの直径は約六〇センチメートル。前立の周囲には、唐戸、奥立など若干の小岩がある。立柱石は、オオナムチノミコト(大己貴命)といわれ、周囲の小岩はその眷属と考えられる。
長らく女性の入山を禁じ、女人禁制が守られ、いまも敬虔な祭祀が続いている。
 現代は、【庭・にわ】は建築物の付属施設であるが、古代のニワの原始の姿は屋外の集会所のようなところに、神とひとの参集する場所であり、一定の広さのある場所に、礫や、砂を敷いたものだったと推定する。祭には清浄な白い玉石や礫、ときに赤い土を敷き詰めた清浄な場所に榊や松、竹を立てた結界に神を迎え、このお迎えした神の前で神人が共におなじものを飲食し、歌舞をおきない賑わい囃す。各地の神南備山と呼ばれる秀麗な山の頂上には意外と広い平地がある。これが原初のニワのかたちだったと想像される。
 山頂には神の憑依する磐坐が残るところが多くあり、それは、自然石の場合もあれば、人為的に組まれた磐坐もある。
 この人為的に組まれた磐坐を里に築造した古代の石組みを庭園とする遺跡も各地に存在する。所謂る、古代庭園である。
 時代が下がると、足利時代以降の寺院に築かれた名園がいまも残されている。 
 その庭園の磐組みには一定の約束で築かれたものがあり、鶴亀、陰陽岩組、三尊岩組などとよばれる形態をとっている。岸和田城庭園は重森三玲氏の作庭であるが、磐組みは中国三國志の諸葛孔明の【八陣の磐組】としている。しかし、中には説明しがたいものがある。たとえば【京都龍安寺の岩組】は謎とされているが、どこかの山上祭祀の磐の配置に同じ形態が見つかるかもしれない。

◆04739 石瀬比古神社
□所在地 石川県能登町(旧内浦町)
□祭神
□山車
山車はない。
□汎論
 石瀬比古神社は、延喜式神名帳能登國四三座に記される鳳至郡(ふげしぐん)の一座である【神目伊豆伎比古神社】の論社とされる。輪島市町野町東ロにも【石瀬比古神社】があり、祭神はイワセヒコノカミ(石瀬比古神)。サケトケノカミ(酒解神)、オウジンテンノウ( 應神天皇)、ジングウコウゴウ(神功皇后)、ヒメオオカミ(比賣神)が合祀されている。
 サケトケノカミ(酒解神)とオオヤマツミノカミ(大山祗神)は同じ神だとされる説がある。

行政コード番号は従前のままです。 
20130106 更新


 

 ◆日本山車論
目次
 ◆左甚五郎傳
左甚五郎傳
 ◆斐太ノ工
斐太ノ工
 ◆谷口與鹿
谷口與鹿
 ◆論攷 延喜式神名帳
論攷 延喜式神名帳
◆阿波國
◆安房國
◆安藝國
◆伊賀國
◆隠岐國
◆越後國
 ◆古代祭祀と神南備山
古代祭祀と神南備山
 ◆玉依姫  様