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日本の山車 日本の山車
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標題の写真説明
2014-07-01
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  表題の写真説明
 ボックスのタイトル : 東北
 題名 : ◆福島県

日本の山車 福島県

福島県総論

●07201 福島市
◆00141 飯坂けんか祭
□社名 八幡神社
□所在地 福島県福島市飯坂
□祭は一〇月上旬
□山車(太鼓屋臺)
・横町
・上町
・梍花
・滝の川
・若錦
・立綱
□汎論
山車(太鼓屋臺)が六臺でる。

◆03770 福島稲荷神社秋季大祭
□社名 福島稲荷神社
□所在地 福島県福島市宮町
□祭神
トヨウケヒメノミコト 豐受比賣命
オオクニヌシノミコト 大國主命
コトシロヌシノミコト 事代主命
□祭は十月中旬。  
□山車
山車、山車、太鼓臺を曳く。
【福島秋祭連 山車実行委員会】に加盟の山車。
山車
・宮下町
・大町
・中町
・南町
五月町より譲り受ける。
・柳町
二本松市本町で曳かれていた山車を大正十年に譲り受けた。
彫刻は二本松の光明堂と伝わる。
・天神町
昭和三〇年頃の建造、工匠は市内の春日実・春日木工所。
彫刻は春日今朝冶。
・早稲町
昭和三〇年頃の建造、工匠は二本松の春日今朝冶と市内の、春日木工所・春日実
・万世町
・薬研町(矢剣町)
・清明町
・陣馬町
明治三〇年頃春日今朝冶により彫刻を付加。
・新町
・三河町
昭和三〇年頃の建造。工匠は二本松市の春日今朝冶と、市内天神町の春日実・春日木工所。
・荒町
・栄町
建造は二本松市竹田町の菅野孝一・菅野仏具店。
・五月町
・万世町
・薬研町(矢剣町)

太鼓臺
・置賜町
・本町
・北町

【福島秋祭連 山車実行委員会】に非加盟の山車。
山車
・豊田町
・浜田町
・腰浜町
・五老内町
・曽根田町
・文化通商店街 
(順不同)
□汎論
 福島稲荷神社の創祀は、社記に拠れば一条天皇期永延元年(九八七)、陰陽師の安倍晴明が奥羽にいたったとき、吹島の里(福島)に一祠を建立したのに始まると伝わる。江戸時代には福島藩の鎮守として、藩主の篤い尊崇があった。
 はじめに祀られた主祭神のトヨウケヒメノミコト(豊受比売命)は伊勢神宮、外宮の祭神であるが、出雲系の神であるオオクニヌシノミコト(大國主命)、コトシロヌシノミコト(事代主命)が併祀されていることから、伊勢神宮からの分祀ではなく、おそらく丹後(京都府)方面から遷されたものと推定する。稲荷神社の祭神はウカノミタマノミコト(倉稲魂命)あるいは、稀にウケモチノカミ(保食神)であるが、当社にはこの両神の祭祀は見られない。東北地方にはおなじような祭祀例がみられる。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・福島稲荷神社
 http://www.fukushima- jinjacho.or.jp/guidance/detail/01fukushimainari.html

◆03809 松川黒沼神社祭
□社名 松川黒沼神社
□所在地 福島県福島市松川町浅川字木戸前
□祭神
ヌナクラフトタマシキノミコト 渟仲倉太珠敷命、沼中倉太珠敷命
イワヒメノミコト 石姫命
配祀 
サルタヒコノオオカミ 申田彦大神(猿田彦神)
□祭は十月上旬。 
□山車
山車。山車一臺を曳く。
□汎論
 松川黒沼神社は、延喜式神名帳陸奥國に記載される一〇〇座のうち、信夫郡五座の一座。祭神のヌナクラフトタマシキノミコト(渟仲倉太珠敷命)はビダツテンノウ(敏達天皇)の諡号である。イワヒメノミコト(石姫命)はその母。
 福島市内には、当社のほかに、金沢字宮ノ前、御山堂殿にも黒沼神社がある。

◆03809 松川黒沼神社祭
福島県福島市松川町金沢字宮ノ前
黒沼神社
□祭神
ヌナカクラフトタマシキノミコト 沼中倉太珠敷命 
・境内社
神明宮
 伊佐岐命
 伊佐奈美命
三社神
 大山祇命
 倉稻魂命
 三寶荒神
□汎論
 創祀は不明。延喜式神名帳の陸奥國信夫郡に記載される古社。もと南の月峯山の麓にあったという。境内社の祭神、オオヤマツミノミコト(大山祇命)、ウカノミタマノミコト(倉稻魂命)に創祀時の様相がうかがえる。月峯山を神南備山とする、当地開拓時の古代信仰のすがたが垣間見えてくる。由緒の古い神社である。
ヌナカクラフトタマシキノミコト(沼中倉太珠敷命)と、ヌナカクラフトタマシキノミコト(渟中倉太珠敷命)は同一神とされる。福島県福島市松川町浅川字宮本の黒沼神社の祭神。沼中倉太珠敷命(ぬなかくらふとたましきのみこと)と同一と思われる。月峯山の麓に、黒沼があって、沼中の黒鬼が災いを重ねていたが老翁が諭してから治まったという。この老翁を沼中闇玉命と黒沼の神として祀ったという伝説がある。 
□金沢の羽山ごもり
社記によると、羽山ごもりの神事は金沢郷を開拓せし先人が開拓の艱難辛苦に堪えるため、神と人との結びつきを選び 羽山信仰をとり入れきびしい修練の予祝行事を行い農耕を司る人作りをしたのが起りとされる。
この神事は金沢の男子が別火により旧十一月十六日より三日間(以前は十二日より七日間)こもり屋に籠り水垢離を取り精進潔斎のなかで二日間の予祝行事が行われる十八日の早朝お山がけとなり羽山の山上にて羽山神より翌年の金沢のすべてについて託宣を受ける。とあり、羽山ごもりは原始的な古い日本人の信仰の姿が残って居る貴重な神事である
依って重要無形民俗文化財として国の指定を受ける。とある。
□黒沼神社十二神楽
黒沼神社十二神楽は、社記によると、
村人五名を江戸に遣わし修得させ後に二見より師匠を招き修練させ祭礼に奉納したのが起りとされる。以来今日迄幾多の盛衰はあっても連綿として保存伝承されて四月三日・四日の(現在第一土、日曜)黒沼神社の祭礼に奉納されて居る。この神楽はこの社独特に伝わる出雲流の神楽で、舞も拍手もしっかりした四方固めで演舞されて居り、文化財として高く評価されて居る。第六十回伊勢神宮式年遷宮(昭和四十八年)には県代表として十二神楽を御奉納申し上げた、依って重要無形民俗文化財として県の指定を受ける。
とある。

◆02428 福島県立博物館

●07202 会津若松市
◆00104 会津夏祭
□社名 諏方神社
□所在地 会津若松市
□祭神
タケミナカタノミコト 建御名方命
ヤサカトメノミコト 八坂刀賣命
□祭  
□山車
山車。往古は惹かれていたが現在はない。
□汎論
 会津諏方神社は、会津若松市の城の西北にあり、会津若松の大鎮守と呼ばれてきた。西側を日光街道が通る。創祀は不詳。鎌倉時代芦名氏の信州から勧請と伝わる。江戸時代には会津藩主、保科正之の篤い崇敬があった。
 明治維新の戊辰戦争は、会津藩士にとって凄惨を極めるものであったが、諏方神社はその拠点となって炎上したと伝わる。
嘉永年間(一八四八−一八五四)作とされる版画に【授光祭渡御行列圖】」があり、中三段に山車が描かれるが、その数およそ三〇数臺ほどある。
 会津若松と喜多方にはそれぞれ諏方神社があることから、会津若松の諏訪神社を南宮、喜多方は北宮と呼ばれる。

◆37114 浦上玉堂と~樂

◆05994 福島県立博物館
福島県會津若松市

●07203 郡山市
◆00212 安積国造神社祭
□社名 安積国造神社
□所在地 福島県郡山市清水台
□祭は九月下旬。
□山車
八幡囃子山車祭ともいい山車十七臺が曳かれる。
(順不同)
□汎論
山車が曳かれるようになったのは元文三年(一七三八)からだという。
安積国造神社について記述するとき、安積艮斎(あさかごんさい)の遺徳をしのばずにはいられない。
安積艮斎は、寛政三年(一七九一)安積国造神社第五十五代宮司安藤親重の三男に生まれた。名を重信、また信といい、字は思順(しじゅん)、通称を祐助といった、艮斎は号である。
十七歳のよき江戸に出たが、千住で僧日明(にちみょう)と出会い、紹介を得て佐藤一斎(いっさい)の門に入った。佐藤一斎は、安永元年(一七七二)、美濃(岐阜県)岩村藩士の次男である。著書に言志四録(『言志録』、『言志後録』、『言志晩録』、『言志耋録』があり信奉者が多い。
次いで林述斎の門人となった。艮斎は二十四歳で江戸神田の駿河台に私塾を開き、四十一歳のとき『艮斎文略』、伊豆半島巡りの『遊豆紀勝(ゆうとうきしょう)』を。 天保七年(一八三六)二本松藩儒、天保十四年(一八四三)藩校教授として二本松へ赴任した。嘉永元年(一八四八)『洋外紀略(ようがいきりゃく)』、『明朝紀事本末(みんちょうきじほんまつ)』全八〇巻を校訂して江戸へ戻っている。
嘉永三年(一八五〇)、幕府の昌平坂学問所教授に就任、
嘉永五年(一八五二)に徳川家慶将軍に進講、
嘉永六年(一八五三)ペリー来航のときアメリカからの国書の翻訳を行う。
万延元年(一八六〇)七〇歳で死去。
師事した門人は二二八二名の多くを数える。

●07204 いわき市
◆00342 いわき夏祭
福島県いわき市

◇01534 内郷の獅子舞
福島県いわき市内郷

●07205 白河市
◆00197 白河鹿嶋神社祭
□社名 鹿嶋神社
□所在地 福島県白河市鹿島八番地
□祭神
タケミカヅチノミコト 武甕槌命
□汎論
 延喜式に記載のある古社。日本三鹿島の一社に数えられる。創祀は宝亀年間(七七〇−七八〇)。光仁天皇期に当地に祀られたといい、弘仁二年(八一一)に、坂上田村麻呂の東征の際、あらためて常陸の鹿島大明神を勧請している。白河地方の総鎮守である。
祭神のタケミカヅチノミコト(武甕槌命)は、建御雷之男神、建御雷神、武甕槌、武甕雷男神などとも記される。出雲の國譲りに重要なかかわりをもつ神である。
香取神宮の祭神はフツヌシノミコト(経津主命)であるが、タケミカヅチノミコとトフツヌシノミコトを同一神ともされる。
春日大社はそれぞれ二神にわけて、祭神を、武甕槌命、経津主命、天児屋根命、比売神としている。

●07206 原町市
◆00198 原町祭
福島県原町市

●07207 須賀川市
◆22229 松明あかし
福島県須賀川市

◆03810 神炊館神社祭
福島県須賀川市
□社名 神炊館神社(おたきやじんじゃ)
□所在地 福島県須賀川市諏訪町
□祭神
タケミヨリメノミコト 建美依米命(初代石背国造)
□祭は九月。  
□山車
山車。大屋臺四臺を曳く。
・本町
・中町
・北町
・道場町
(順不同)
□汎論
 神炊館神社は、須賀川の鎮守、創祀は詳細不明。社記によれば成務天皇期(一三一−一九〇)とある古社。祭神タケミヨリメノミコト(建美依米命)はアマテラスオオミカミの後裔だといい、初代の石背國造(いわしろのくにのみやっこ)として当地に赴任した。
 室町時代に、須賀川城主、二階堂為氏は信州諏訪より分祀をうけて合祀し、慶長三年(一五九八)には現地に遷座となった。

●07208 喜多方市
◆00219 喜多方夏祭
福島県喜多方市

◆03667 北宮諏方神社祭礼
福島県喜多方市
北宮 諏方神社
□祭は八月上旬。
□山車
・月見町
奉納太鼓。女山車の別名があるという。8月上旬の北宮 諏方神社の祭に曳く。
山車は二層式で、入母屋造の屋根がある。上臺には腰板をはめ込む勾欄がつけられる。
四方に裳階(もこし)がつき、幅がひろいのでゆったりした感がある。山都町の宗像神社で曳かれる山車と形態が似ている。

●07209 相馬市

●07210 二本松市
◆00329 二本松提灯祭
□社名 二本松神社
□所在地 福島県二本松市
□祭神
□祭は十月上旬。
□山車
・本町
単層の山車(太鼓臺)。
屋根は大きな唐破風で、大きな鬼板と懸魚がつく。外輪の四輪車。
基臺には朱の勾欄がつく。紫紺の大幕をめぐらし。正面を開口する。欄間の下に裳階(もこし)がつく。上部には赤の水引幕がさがり、正面で上に引き絞られる。左右に本町と金文字で書かれ、白の御幣があがる。
欄間には彫刻が取り付けられ、ている。
屋根には太鼓臺組の旗があがる。
山車囃子は、しゃぎり、祇園、角兵衛、角兵衛くずし、豊囃子。
・亀谷
屋根は大きな唐破風で、大きな鬼板と懸魚がつく。外輪の四輪車。
基臺には朱の勾欄がつく。勾欄は全部が三、側面は四割される。前部に紅白の引き綱がつく。
紫紺の大幕をめぐらし。正面を開口する。欄間の下に裳階(もこし)がつく。
上部には赤の水引幕がさがり、正面で上に引き絞られる。
山車囃子は、しゃんぎり、祇園、角兵衛、角兵衛くずし、聖天、豊囃子、まんじゅくいで。
・竹田
屋根は大きな唐破風で、大きな鬼板と懸魚がつく。外輪の四輪車。
基臺には朱の勾欄がつく。勾欄は全部が三、側面は四割される。前部に紅白の引き綱がつく。
紫紺の大幕をめぐらし。正面を開口する。欄間の下に裳階(もこし)がつく。
上部には赤の水引幕がさがり、正面で上に引き絞られる。左右に竹田と金文字で書かれ、白の御幣があがる。
山車囃子は、しゃんぎり、祇園、角兵衛、角兵衛くずし、豊囃子、岡崎。
・松岡
屋根は大きな唐破風で、大きな鬼板と懸魚がつく。外輪の四輪車。
基臺には朱の勾欄がつく。勾欄は全部が三、側面は四割される。前部に紅白の引き綱がつく。
大幕をめぐらし。正面を開口する。欄間の下に裳階(もこし)がつく。
上部には赤の水引幕がさがり、正面で上に引き絞られる。白の御幣があがる。
山車囃子は、しゃぎり、てんや、てんやくずし、聖天、豊囃子。
・根崎
屋根は大きな唐破風で、大きな鬼板と懸魚がつく。外輪の四輪車。
基臺には朱の勾欄がつく。勾欄は全部が三、側面は四割される。前部に紅白の引き綱がつく。
赤い大幕をめぐらし。正面を開口する。欄間の下に裳階(もこし)がつく。
水引幕はない。正面に白の御幣があがる。
山車囃子は、しゃぎり、祇園、祇園くずし、しょうてん、豊囃子、かごまい、盆踊り。
・若宮
屋根は大きな唐破風で、大きな鬼板と懸魚がつく。外輪の四輪車。
基臺には朱の勾欄がつく。勾欄は全部が三、側面は四割される。前部に紅白の引き綱がつく。
大幕をめぐらし。正面を開口する。欄間の下に裳階(もこし)がつく。
上部には赤の水引幕がさがる。白の御幣があがる。
山車囃子は、しゃぎり、てんや、てんやくずし、祇園、祇園くずし、一本囃子、豊囃子、聖天。
・郭内
屋根は大きな唐破風で軒裏は繁垂木。大きな鬼板と懸魚がつく。外輪の四輪車。
基臺には朱の勾欄がつく。勾欄は全部が三、側面は四割される。前部に紅白の引き綱がつく。
大幕をめぐらし。正面を開口する。欄間の下に裳階(もこし)がつく。軒先四方の隅から朱房がさがる。
上部には赤の水引幕がさがり正面に郭内と書かれるが絞られない。白の御幣があがる。
山車囃子は、しゃぎり、祇園、角兵衛、豊囃子、聖天、きざみ。
(順不同)
□汎論
七町の山車(太鼓臺)はよくそろい全体の形態はよく似ている。
夜は昼と打って変わって堤燈が高く飾られる堤燈山となる。
□汎論
山車七臺を曳く。
□問い合わせ
二本松市観光課
電話 0243-23-1111

◆03785 木幡の幡祭
福島県二本松市木幡
□祭十二月上旬。
□汎論
師走十二月の上旬に行われる。日本三大幡祭のひとつに数えられる。
祭の由緒は、天喜三年(一〇五五)の戦役に敗れた、源頼義、義家の父子が
木幡山に籠もり戦勝祈願をした。その夜から雪となり、木々は雪化粧で白くなった。それは
源氏の「白幡」ように見え、攻め寄せた安倍貞任、宗任らの軍は源氏の大軍と思い
驚いて引き返した。
 これが陸奥攻めの戦勝機縁となった。のち、天皇はこの山を木幡山と名づけ、山麓に別当寺である治陸寺と名づけられた。
これにちなんではじめられた「幡祭」は、九〇〇年以上にわたって継承されているという。

◆02429 二本松歴史資料館
福島県二本松市

●07301 桑折町
◆01810 益子神社祭 更新
□社名 益子神社
□所在地 福島県桑折町北半田熊野
□祭神
イザナギノミコト 伊弉諾命
イザナミノミコト 伊弉冉命
□祭は四月中旬。
□山車(屋臺)
屋臺四臺を曳く。
・御免町
・赤瀬、関ノ内
・銀栗
・関ノ内東
□汎論
 益子神社の創祀、名称の由来は不明である。赤瀬明神(あかせみょうじん)と呼ばれた時期がある。赤瀬はこの地方の地名で、赤瀬街道がある。延暦年間に坂上田村麿が陸奥の国に出進行したさい、この地の竹丸の弟である赤頭太郎(あかずたろう)を討ち、社を建てたという伝承がある。
 この地方は伊達郡であるが、奈良時代に条里制が敷かれたさいに、播州、飾磨から多くの人たちが入植したといわれる。当地の色麻は飾磨のこととされる。
これらのひとたちは射立兵主神(いだてひょうずしん)を和歌山県に本社のある伊太祁曾神を祖神として祀ったという。したがって、伊達郡、伊達政宗など「伊達」のよみは「だて」ではなく、正しくは「いだて」だという。
 射立兵主神社の祭神はイタテオオカミ(射楯大神、五十猛命)、オオナムチノミコト(大己貴命)ほかであり、 伊太祁曾神社の祭神はイタケルノミコト(五十猛神)、オオヤツヒメノミコト(大屋都比売命)、ツマツヒメノミコト(都麻都比売)である。共通する祭神はイタケルノミコトである。
 桑折町はかつて産銀の鉱山があり、鉱石を搬送した軌道跡があって、女郎橋橋堡が現存する。両翼を大きくひらいた稚児柱をもつ六脚の立派な権現鳥居がたつが射立兵主神社を連想する。
 金山彦、とともに鉱山に祀られたかもしれない。
 一方、地名は熊野、祭神に、イザナギノミコト、イザナミノミコトが祀られていて、地元の研究家の間ではもと熊野神社だったのではないかとの指摘がある。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・船釣り 冬 平目 ソイ 大漁 初釣り
 プラモ、銃器 実弾射撃、日本史、船 釣り、 趣味、料理、政治世相 画像のカッタルイ説明割愛
 http://blogs.yahoo.co.jp/jaotex555/38739196.html
・ばら:スーパー・トローパーをちょっと離れて撮影  浜寺公園ばら庭園で
 .たかとっさん 
 http://blogs.yahoo.co.jp/nagao_x/folder/1604615.html?m=lc&p=7
・エジプトに行って来ました!  オシリス神のポーズのラムセス2世
 ririchocoの旅ブログ 旅ブログ時々ダイエット
 http://blogs.yahoo.co.jp/nrp13493yuka/8215413.html
・愛媛県豊浜町  関谷太鼓台
 黒獅子ブログ 〜旗岡太鼓台〜 よいよい
 http://blogs.yahoo.co.jp/hatoka1002/folder/612250.html/
・テラピンの冬眠
 ~カメ、後、一時プレコ~ ご訪問感謝!ミズガメは「禁断の実験」を続行中(笑)
 http://blogs.yahoo.co.jp/dbdb924dbdb
・春にぴったりのオススメ料理
 アクセス進撃ブログ日誌yahoo! よろしくねっ
 http://blogs.yahoo.co.jp/poem3011/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=9
・日本神道発祥の地〜月読神社〜
 うぇるかむ to SAGA 〜佐賀県から発信〜 そろそろ快晴の青空が見たいです
 http://blogs.yahoo.co.jp/jtqqp754/63435088.html
・神谷神社巡り、愛宕花園神社
 http://blogs.yahoo.co.jp/danjiki1975/65794757.html

地域を特定しやすくするため行政コード番号は変更せず、従前のままです。
◆日本の山車 ブログ
日本の山車
http://blogs.yahoo.co.jp/ypjcd447/
暘州通信
http://blog.goo.ne.jp/admin/
◆日本の山車 ホームページ
【都道府県別分類】は、これまでの記事はこちらに整理統合しています。随時編集中です。
 http://hiyou.easy-magic.com/

●07302 福島県伊達市(旧伊達町)
◆02431 熱田神社、八雲神社合同祭
□社名 
熱田神社
八雲神社
□所在地 福島県伊達市(旧伊達町)
□祭は七月下旬。
□山車
・長岡
・東町
・駅前
・北部
・生協団地
・川原町
・志和田
・田町
□汎論
 熱田神社、八雲神社合同祭

●07303 国見町
◆02800 鹿島神社祭
□社名 鹿島神社
□所在地 福島県伊達郡国見町藤田
□祭神
タケミカヅチノカミ 武甕槌神  
オオナムチノカミ 大名持神、大己貴命 
スクナヒコナノカミ 少彦名神
□祭は十月中旬。  
□山車
山車、屋臺を曳く。
・社元
・本町
・大町
・錦町
(順不同)
□汎論
 国見町藤田の鹿島神社は、延喜式神名帳に記載される鹿島神社の論社となっている。創祀は奈良朝時代、社記によると、按察使兼鎮守将軍大野東人が東征の途次に祀ったと伝わる。タケミカヅチノカミ(武甕槌神)の祀られているのは当然として、オオナムチノミコト(大己貴命)、スクナヒコナノミコト(少彦名神)の祭神の祭祀に合祀の事実がなければもと、出雲系の開拓神を祀る神社だったと推定される。
 按察使(あぜち)とは、奈良時代に設置された、地方行政を監督する官職で、養老三年(七一九)に設置され、平安時代以降は陸奥国・出羽国にのみ残った。陸奥按察使(むつあぜち、みちのくのあぜち)といわれ、陸奥国と出羽国を統括したことから、陸奥出羽按察使(むつでわのあぜち、みちのくいではのあぜち)ともよばれる。
 大野東人(おおののあずまびと)は、大野果安の子だとされる。

●07304 福島県伊達市(旧梁川町)
◆02433 梁川天神社祭
□社名 天神社
□所在地 伊達市(旧梁川町)上町
□祭神
スガワラミチザネ 菅原道真
□祭は十月下旬。  
□山車
山車、山屋臺、藝屋臺が出る。
山屋臺
・上町
・天神町
・本町
・元陣内
・古町
・田栄町
・清水町
藝屋台
・中町
・大町
・右城町
(順不同)
□汎論
  梁川天神社は、永観期(九八三頃)に、山蔭中納言政朝が菅原道真を創祀したと伝えられる。広い境内は意外に明るい。
伊達正宗のよみは「だてまさむね」、伊達郡は「だて」である。地名の由来は古代に当地に入植した播磨(兵庫県)からの移民が旧地の「射楯兵主神(いだてひょうずしん)」を祖神として信奉じていたのにちなむといわれる。射楯兵主神とは、オオナムチノミコト(大己貴)、スクナヒコナノミコト(少彦名命)をいう。だが、今は古代出雲の面影は残らない。文治の役(一一八九)の功績によって中村念西(伊達初代朝宗)は、伊達郡を拝領し、建久期(一一九〇)に朝宗の子、宗村(伊達家二代)が梁川に移り天満宮を再興。天正四年(一五七六)に、伊達晴宗が社殿を建造。この年は織田信長が江州安土城(滋賀県)を建設した年でもある。
 さらに享保十四年に陸奥梁川藩主だった松平通春(のちの尾張第七代藩主徳川宗春、尾張地方の山車に理解のあった殿様)が日光東照宮より分霊をうけて境内に祀った。陸奥梁川藩は尾張徳川藩の支藩である。

●07305 伊達市(旧保原町)
◆03775 保原神明宮秋祭
□社名 神明宮
□所在地 福島県伊達市(旧保原町)宮下
□祭神
□祭は十月中旬。  
□山車
・宮本
・鉄元
・八幡台
・小幡
・市柳
・中村
・十日町
・宮城
・晦日町
・村岡
・二井田
・大泉
(順不同)
□汎論
 保原神明宮は、創祀は不明。伊勢と同じ祭神を祀る。かつては近隣三十七ヵ村の惣鎮守であった。

●07306 霊山町
◆02762 亀岡神社祭
□社名 亀岡神社
□所在地 福島県伊達市(旧霊山町)掛田
□祭神
□祭は十月上旬。
□山車
・北組 北町
・下組
・陣場、舘
・金子町
堤燈屋臺
・い組 岡、新町、中町
踊屋臺(藝屋臺)
(順不同)
□汎論

●07307 月舘町

●07308 川俣町
◆02436 春日神社秋季例大祭
□社名 春日神社
□所在地 福島県伊達郡川俣町字宮前
□祭神
□祭は十月中旬。  
□山車
・町
・中町
・鶴沢
・仁井町
・鉄砲町
・瓦町
(順不同)
□汎論
 社記によると春日神社の創祀は、嘉祥三年(八五〇)伊達家の祖である山蔭中納言藤原政朝卿が大和(奈良県)の春日大社より分祀を受けて祀ったとあるが、疑問である。古くから小手二十六郷の惣社として信仰されてきた。
 社殿は享保十六年(一七三一)から一〇年をかけて造営されたといい、壮麗である。

●07309 飯野町

●07321 二本松市(旧安達町)
◆02437 安達油井秋葉神社祭
□社名 秋葉神社
□所在地 福島県二本松市(旧安達町)油井
□祭神
□祭は十月下旬。  
□山車
山車一臺を曳く。
□汎論

●07322 大玉村
◆03822 玉井神社例祭
□社名 玉井神社
□所在地 福島県安達郡大玉村
□祭神
□祭は  
□山車
太鼓臺
・玉ノ井二区
二本松市若宮町より譲り受けて曳いたが、平成五年に旧態と同じ形式で更新された。
工匠は小林勝弘。菅野仏具店。
・玉ノ井三区
平成九年の建造。工匠は小林勝弘。菅野仏具店。
(順不同)
□汎論
 玉井神社の創祀は明治十二年、大名倉山中腹に祀られていた愛宕神社と相應寺の境内に祀られていた安達太良明神を合祀し現在の玉井神社が祀られることになったと伝わる。
 山車が曳かれるが、地元では太鼓臺と呼んでいる。山車が曳かれるようになった経緯について、明治三十八年に二本松の若連が太鼓臺を更新したさい、その情報を聞きつけた玉井二区の玉応平次郎が
旧臺を譲り受け、二本松から曳いてきたのに始まると伝わり、山車の形態は二本松の山車が基本になっている。夜は堤燈で山車を四角く囲み。さらにそのうえに、大阪市西成区の玉出神社の臺額(だいがく)、富山県魚津浦諏訪神社のたてもん、あるいは秋田竿灯まつりにみられるような。中心の柱に帆桁状の架木をとりつけしたから上へと数を減じながら三角形に堤燈を張り明かりが入る。

●07323 本宮町
◆00586 本宮秋祭
□社名 安達太良神社
□所在地 福島県本宮市館ノ越
□祭神
タカミムスビノカミ 高皇産靈神
カミムスビノカミ 神皇産靈神
イイトヨワケノカミ 飯豐和氣神
イイツヒメノカミ 飯津比賣神
アサヒイデユノカミ 陽日温泉神
ネギオオトジノカミ 彌宜大刀自神
境内社
風神社 (足尾)
津島神社(天王)
金刀比羅神社(こんぴら)
貴船神社(蛇神)
天満宮(天神)
熊野大神
疱瘡神
大山祗神
稲荷大神
天照皇大神
など。
□祭は十月下旬。  
□山車
太鼓臺を曳く。
・北町 
昭和三十五年の建造。これは創始期から三臺めにあたる。
工匠は菅野仏具店。
創始期は不明ながら歴史は古く、初期には歌舞伎の人形を乗せる山車だったと伝わる。宝暦八年(一七五八)には北町と南町が享有する古い山車があったと伝わる。
江戸時代の化政期(文化、文政期)は全国各地とも栄えた時代で、山車も一層華やかになっているが、当地でも文政二年(一八一九)に、当町の山車も大改修(再建)されている。
・南町
昭和四十二年の建造(再建)。先の太鼓臺とおなじつくり。工匠は小林勝義と菅野仏具店。
・高木
昭和六十一年の建造。工匠は小林勝広と、菅野仏具店。
(順不同)
□汎論
 安達太良山は、万葉集に、

  安達太良の ねに伏す鹿猪の ありつつも
   あれは至らむ 寝どな去りそね  巻14−3428 

 とあり、高村光太郎の『智恵子抄』の樹下の二人に、

  あれが阿多多羅山
  あの光るのが阿武隈川
  かうやつて言葉すくなに坐つてゐると
  うつとりねむるやうな頭の中に
  ただ遠い世の松風ばかりが薄みどりに吹き渡ります…

 でよく知られる女性に人気の高い山である。山容は福島市、二本松市、郡山市、旧大玉村、猪苗代町の広範囲におよぶ火山を生成とする山で、 最高峰である箕輪山は海抜一七二八メートルである。
 古来神格化された山で神奈備山である。麓には里宮である安達太良神社がある。市名(旧町名)の【本宮(もとみや)】は安達太良神を祀る神社である。
 延喜式神名帳陸奥國安積郡に記載される、飯豊和氣神社はこの安達太良神社が該てられることが多い。
 もと、安達太良山に鎮座する、甑明神(飯豐和氣神)・船明神(彌宜大刀自神)、矢筈明神(飯津比賣神)、剣明神(陽日温泉神)と大名倉山に鎮座する宇奈己呂別神(高皇産靈神・神皇産靈神)を、久安三年(一一四七)に現在地に勧請して祀られたとある。
祭神のイイトヨワケノカミ(飯豊和気神)、イイツヒメノカミ(飯津比賣神)は当地開拓の夫婦祖神。アサヒイデユノカミ(陽日温泉神)は、オオナムチノカミ(大己貴神)、スクナヒコナノカミ(少名彦神)と合わせて、温泉医療の神とされる。ネギオオトジノカミ(禰宜大刀自神)は、当社に奉仕する神職の祖神として祀られる。

●07324 白沢村

●07325 二本松市(旧岩代町)
◆00507 岩代塩松太鼓臺祭
福島県二本松市(旧岩代町)小浜
塩松神社
□祭は十月上旬。
・藤町
・鳥居町
・新町
・反町
□汎論
 塩松神社の創祀は一説に天喜三年(一〇五五)と伝える古社。のちに、源頼朝の家臣、伴助兼が信仰していた宇都宮権現明神を勧請したという。宝永二年(一七〇五)現在地に遷座された。
 祭のはじまりは、天明七年(1787年)、神社の祭衣服に、領主だった丹羽氏の家紋がつかわれたとの言い伝えがある。唐破風屋根のある太鼓臺四臺を曳いているが、近年にはじめられたようである。

●07326 福島県二本松市(旧東和町)
◆05898 若宮神社祭
福島県二本松市(旧東和町)

●07341 長沼町
◆00320 長沼祭(ねぶた)
福島県長沼町

●07342 鏡石町

●07343 岩瀬村

●07344 天栄村

●07361 田島町
◆00005 会津田島祇園祭
福島県南会津郡南会津町(旧田島町)
田出宇賀神社
熊野神宮
を併祀
□祭は七月下旬。
□汎論
 田出宇賀神社記によると「柳の木の下に湧き出した霊泉から稲が生えた」のを奇瑞として、ここに神を祀り水田を拓いた」というその後はじまった祭は、斉明天皇四年(六五八年)に祇園社を勧請し、田島城主長沼氏によりはじめられたと伝える
江戸時代は幕府の直轄地となり、江戸と会津、米沢を結ぶ宿駅として栄えた。
会津田島祇園祭を特徴付けるのは「頭屋(党屋)制度」同地ではお党屋いう。お党屋制度は、神官によらず、神事を奉祭する制度で各地にあるが、田島町のお頭屋(党屋)は、現在十二組が残り、十三年目ごとに祭り当番を引き受けている。古い形態をよく残すものとして注目されている。昭和五十六年国の重要無形文化財に指定された。現在社務は神官により奉祭されている。祭には夕方から屋臺が曳かれる。ゆったりと作られ大振りの山車を曳く。
屋臺上の子供たちの「オーンサーンヤレカケロ」と大声で叫ぶ。屋臺は前部が舞臺、後部は楽屋になっており、定められた家の前に来ると、そこで歌舞伎を一幕演じる。この場所を「藝場」という。
屋臺歌舞伎の役者は、長野県とか群馬県などからもきて上演することもあるという。神楽殿で太々神楽の奉納がある。現在十二曲残るが乙女神楽を加え数曲を演じる。

◆02441 会津田島祇園会館
福島県会津田島町

●07362 下郷町
◆02442 下郷
福島県下郷町

●07363 舘岩村

●07364 檜枝岐村
◆02886 檜枝岐歌舞伎
福島県檜枝岐村

●07365 伊南村

●07366 南郷村

●07367 只見町

●07381 北会津村

●07401 喜多方市(旧熱塩加納村)
◆05988 熱塩加納祭
□社名 熱塩温泉神社
□所在地 福島県喜多方市(旧熱塩加納村)
□祭神
□祭は九月上旬。
□山車
山車一臺を曳く。
□汎論
 熱塩温泉神社は、喜多方市(旧熱塩加納村)にある神社。町内には強い塩味のある高温の温泉が湧出する。

●07402 北塩原村

●07403 塩川町
◆02443 駒形神社祭
□社名 駒形神社
□所在地 喜多方市(旧塩川町)字中町
□祭神
□祭は九月下旬。  
□山車
山車一〇臺ほどを曳く。
(順不同)
□汎論
 駒形神社の祭に曳かれる山車は、旧山都町から旧熱塩加納村の一帯にかけて、やや四角形に作られている。山車の概念は前部の間口より奥行が前後に長いのが一般的であるが、当地区の山車は前後左右がほぼ同寸に仕上がる、総臺黒漆がけの方形造で、屋根は入母屋形の横向きという珍しいかたちを採っている。

●07404 山都町
◆03928 宗像神社祭
□社名 宗像神社
□所在地 喜多方市(旧山都町)木曾
□祭神
タゴリヒメノカミ 田心姫神
タギツヒメノカミ 湍津姫神
イチキシマヒメノカミ 市杵島姫神
(宗像三女神)
□祭  
□山車
山車二臺ほどを曳く。
□汎論
 旧山都町に祀られる宗像神社の創祀は不詳。社記に拠れば、平安時代後期に東北地方でおきた前九年ノ役(または十二年ノ役)のさい、源頼義に従った家臣が、天喜年間(一〇五三−一〇五八)に堂峰山に、筑前国宗像神社より分霊を受けて祀ったと伝わる古社である。堂峰山はもと神奈備山と推察され、麓の山都森林スポーツ公園の一隅には里宮の小祠がある。

●07405 西会津町
◆05989 諏方神社祭
□社名 諏方神社
□所在地 福島県耶麻郡野沢本町
□祭神
□祭は九月中旬。  
□山車
太鼓臺一臺を曳く。
・本町
□汎論

●07406 高郷村

●07407 磐梯町
◆00512 舟曳祭
□社名 磐梯神社
□所在地 福島県耶麻郡磐梯町
□祭神
□祭は  
□山車
舟曳祭が行われる。
□汎論
 會津磐梯山は、山を御神体とする神体山、神奈備山である。會津磐梯山は、猪苗代町、磐梯町、北塩原村にまたがる山で、山頂は猪苗代町にある。会津富士(あいづふじ)、また会津磐梯山(あいづばんだいさん)の名は民謡とともによく知られる。
 磐梯山の西南にある磐梯町には、里宮があったと推定されるが、
平安初期の大同二年(八〇七)に、南都(奈良)の法相宗の徳一と名乗る僧が当地にいたり、勝常寺や円蔵寺(柳津虚空蔵尊)などを建立し、仏教を広めたと伝わる。【慧日寺】もその徳一によって開かれた寺院である。明治期の廃仏毀釈により、廃寺となったが、明治三十七年年(一九〇四)に【恵日寺】として復興し法燈がひきつがれることとなった。
 磐梯神社は旧慧日寺(えにちじ)より分離された神社である。

●07408 猪苗代町
◆04652 諏訪神社祭
□社名 諏訪神社
□所在地 福島県耶麻郡猪苗代町寺後
□祭神
□祭は  
□山車
太鼓臺を曳く。
・新町
・本町
(順不同)
□汎論
 諏訪神社祭には、太鼓臺が曳かれるが、大正時代から昭和初期には屋臺だったと伝わる。

●07421 会津坂下町
◆00488 山車コンクール
福島県河沼郡会津坂下町(あいづばんげまち)
□祭は九月下旬。
□汎論
 会津坂下町は、お富さん、別れの一本杉、赤いランプの終列車など数々の歌謡曲で知られる春日八郎さんの出身地。
秋祭には仮装山車コンクールが行われるほか、約四百年の伝統があるという大俵曳き
会津の三大田植のひとつとして名高い早乙女踊り、お田植祭、諏訪神社の提燈行列など伝統藝能、民俗行事がおこなわれる。
十五ほどの町内が約一ヶ月をかけてまったく自由な発想で、趣向を凝らした山車を作って曳く。
埼玉県の北本市と姉妹都市になっていて相互に交流がある。

●07422 湯川村

●07423 柳津町

●07424 河東町

●07441 会津美里町(旧会津高田町)
◆02741 伊佐須美神社祭
□社名 伊佐須美神社
□所在地 福島県大沼郡会津美里町(旧会津高田町)宮林甲
□祭神
イザナギノミコト 伊弉諾尊
イザナミノミコト 伊弉冉尊
オオビコノミコト 大毘古命
タケヌナカワワケノミコト 建沼河別命
□祭は  
□山車
太鼓臺三臺を曳く。
(順不同)
□汎論
 伊佐須美神社は、延喜式神名帳陸奥國一〇〇座中、會津郡に記載される二座のうちの一座、岩代國一ノ宮である。『古事記』、『日本書紀』に記述のある四道将軍(しどうしょうぐん)とは、オオビコノミコト(大彦命)、タケヌナカワワケノミコト(武渟川別命)、キビツヒコノミコト(吉備津彦命)、タンバミチヌシノミコト(丹波道主命)の四者を言う。四道とは五畿七道が成立する以前の上代の日本の古道である。
 『古事記』は、北陸道を北上した大彦命と、東海道を北上した建沼河別命の合流したところが会津であったとし、これが【會津(あいづ)】の地名の起こりだとしている。創祀時は新潟県の現在地御神楽岳に祀られ、のちに、博士山、明神ヶ岳、欽明天皇期十三年(五二二)に高田南原、さらに現在の東原に遷座して神殿が造営されたと伝わる。新潟県の御神楽岳は、伊佐須美神社の創祀後に~樂が奉納されたことからつけられた名称と伝わる。
 戻って、『日本書紀』によると、四道将軍が派遣されたのは崇神天皇一〇年(紀元前八八に相当?)となり、史実のうえで疑義がある。
 
●07442 会津本郷町
◆02769 広瀬神社祭
福島県会津本郷町

●07443 新鶴村

●07444 三島町
◆02448 三島
福島県三島町

●07445 金山町

●07446 昭和村

●07461 西郷村

●07462 表郷村
◆01345 表郷村祭
福島県表郷村

●07463 東村

●07464 泉崎村

●07465 中島村

●07466 矢吹町

●07467 大信村

●07481 棚倉町
◆00505 宇迦神社祭
□社名 宇迦神社
□所在地 福島県東白川郡棚倉町
□祭神
ウカノミタマノミコト 倉稲魂命
□祭は十月上旬。  
□山車
山車五臺を曳く。
(順不同)
□汎論
 宇迦神社は稲荷神を祀る神社。社記によると創祀は、成務天皇期
(一三一−一九〇)と伝え、天正年間には立花宗茂公の治世となり、赤館に城が設けられ、同時に宇迦神社は、鹿ノ子山に遷座となった(現棚倉町鹿子山)。元禄十四年(一七〇一)時の城主、内藤紀伊守弐信により社殿が建替えられた。
 創祀が、成務天皇期か否かは疑問であるが、祭神を斟酌すれば、当地は古代出雲系氏族の支配にあったことが推察される。

●07482 矢祭町
◆03823 八雲神社祭
□社名 八雲神社
□所在地 
□祭神
□祭は  
□山車
山車、花車七臺ほど曳かれる。
(順不同)
□汎論
 八雲神社は、天王祭とも呼ばれるように、夏の祗園祭である。

●07483 塙町
◆02450 出羽神社祭
□社名 出羽神社
□所在地 福島県東白川郡塙町
□祭神
ウカノミタマノミコト 倉稲魂命
□祭は十一月上旬。  
□山車
山車を曳く。数は一定していない。
・一区
・二区 桜木町
・三区
・四区
・五区
・六区
(順不同)
□汎論
 羽黒山は塙町のほぼ中央に位置し出羽神社が鎮座する。中世には
羽後(秋田県)に転封となるまでは佐竹氏一族が居住する羽黒山城があった。祭神が稲荷神となっているが、古くは羽黒山を神奈備山とする羽山神社だったかもしれない。

●07484 鮫川村

●07501 石川町
◆00688 石都都古和気神社例大祭
□社名 石都々古和気神社
□所在地 福島県石川郡石川町下泉
□祭神
アジスキタカヒコネノカミ 味耜高彦根命
配祀 
ホムダワケノミコト 譽田別命
オオクニヌシノミコト 大國主命
□祭は九月中旬。  
□山車
山車
・南町
・北町
・新町
(順不同)
□汎論
 石都々古和気神社は、延喜式神名帳陸奥國に記載される一〇〇座中、白河郡七座内の一座。陸奥國一宮である。神社は石川町役場脇にある参道を兼ねた山道を登る。女性職員の方が丁寧に教えてくださった。屈折した参道脇には大きな磐があり、そのいくつかは断ち割ったように二つになっている。言うまでもなく古代の祭祀遺跡で、山上磐座である。神社は山頂にあり開かれた明るい平地となっている。

●07502 玉川村

●07503 平田村

●07504 浅川町

●07505 古殿町

●07521 三春町
◆01337 三春大神宮祭
福島県三春町三春

●07522 小野町

●07523 滝根町

●07524 大越町

●07525 都路村

●07526 常葉町

●07527 船引町
◆02454 大鏑矢神社例大祭
福島県田村市(旧船引町)
大鏑矢神社
□祭神
オオカブラヤノカミ 大鏑矢神
オオヤマクイノカミ 大山昨神
タカミムスビノカミ 高皇産霊神
サカノウエノタムラマロ 坂之上田村麿命
□祭
春は四月下旬。
秋は一一月上旬。
□汎論
 社記によると、桓武天皇の延暦二〇年(八〇一)坂上田村麿が勅命を受け奥州入りしたとき、当社に参詣して鏑矢を奉じ戦勝を祈願した。坂上田村麿の没後その霊が併祀された。


行政コード番号は従前のままです。 
20130108 更新

 ◆日本山車論
目次
 ◆左甚五郎傳
左甚五郎傳
 ◆斐太ノ工
斐太ノ工
 ◆谷口與鹿
谷口與鹿
 ◆論攷 延喜式神名帳
論攷 延喜式神名帳
◆阿波國
◆安房國
◆安藝國
◆伊賀國
◆隠岐國
◆越後國
 ◆古代祭祀と神南備山
古代祭祀と神南備山
 ◆玉依姫  様